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J-GLOBAL ID：202002270475837886   整理番号：20A0318430

トッテン棚氷近傍海域における暖水分布

著者 (10件)： 平野大輔 (北大 低温科研) ,  田村岳史 (極地研) ,  溝端浩平 (東京海洋大) ,  伊藤優人 (北大 低温科研) ,  山崎開平 (北大 低温科研) ,  國府陽一郎 (北大 低温科研) ,  木内政彰 (北大 大学院) ,  村瀬弘人 (東京海洋大) ,  佐々木裕子 (水研機構 国際水研) ,  青木茂 (北大 低温科研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2019  号： 秋季  ページ： 210  発行年： 2019年09月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東南極トッテン氷河の背後にある氷床が全て融解すると約4mの全球海水準上昇に直結するが,この地域の氷床質量変動やそれが海水準変動に与える影響を評価する上では,海洋(暖水)によるトッテン棚氷の底面融解プロセスの実態把握が鍵となる。トッテン棚氷近傍海域で集中海洋観測を実施した結果,トッテン棚氷のice frontには0°Cを超える沖合起源の暖水(周極深層水)が確かに流入していること,また沖合斜面域における暖水分布はほぼ定常的に存在する時計回りの中規模渦の分布によって規定されている可能性が示された。(著者抄録)

シソーラス用語： 南極 ,  *氷河融解 ,  氷床 ,  海洋観測 ,  海水温 ,  *暖水塊
準シソーラス用語： 棚氷 ,  底面融解

著者キーワード (4件)： 東南極 ,  トッテン棚氷 ,  暖水流入 ,  底面融解

分類 (1件)： 雪氷学  (DC08000N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 棚氷 ,  近傍 ,  海域 ,  暖水 ,  分布