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J-GLOBAL ID：202002270477653008   整理番号：20A0863993

液体-液体,液体-気体および金属-非金属転移に関連した液体金属における密度ゆらぎの実験的観察【JST・京大機械翻訳】

Experimental observation of density fluctuations in liquid metals associated with liquid-liquid, liquid-gas and metal-nonmetal transitions

著者 (4件)： Kajihara Y (Graduate School of Integrated Arts and Sciences, Hiroshima University, Higashi-Hiroshima, 739-8521, Japan) ,  Inui M (Graduate School of Integrated Arts and Sciences, Hiroshima University, Higashi-Hiroshima, 739-8521, Japan) ,  Ohara K (JASRI/SPring-8, Sayo-cho, Sayo-gun, Hyogo, 679-5198, Japan) ,  Matsuda K (Graduate School of Science, Kyoto University, Kyoto, 606-8502, Japan)
資料名： Journal of Physics. Condensed Matter  (Journal of Physics. Condensed Matter)
巻： 32  号： 27  ページ： 274001 (14pp)  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0914B  ISSN： 0953-8984  CODEN： JCOMEL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特殊な技術を開発し,いくつかの液体金属系に対する小角X線散乱測定を行うことに成功した。液体中のメゾスコピック密度ゆらぎに及ぼす液体-液体(LLT),液体-ガス(LGT)および金属-非金属(MNMT)遷移のような遷移の影響を調べることを目的とした。液体Te系(Se-TeおよびGe-Te混合物)において,MNMTを伴う連続LLTを示す密度ゆらぎのパラメータは,強度および空間サイズの両方において,転移の中間において最大値を示した。本研究では,密度ゆらぎがLLTに対応する最大値を示す最初の直接観測であった。しかし,本研究では,観測された密度変動に及ぼすLLTとMNMTの影響を明確に分離することはできなかった。そこで,高圧および高温条件下での流体Hgを調べた。これは,LGTの臨界点近傍でMNMTを示し,MNMTがそれらにどのように影響するかを調べることである。異なる密度ゆらぎを観測した。それらの強度と相関長さはLGTの臨界アイソコア周辺で最大値を示し,前者はLGTの相図(圧縮率)と基本的に一致した。それらはMNMT領域でピークを示さなかった。正確な解析はMNMTのみが他のパラメータのシフト,短距離相関長に影響することを明らかにした。流体Hgにおけるこれらの結果は,密度ゆらぎがLGTの臨界現象から主に誘導され,MNMTはそれらに対していかなる重要な役割も果たさないことを示した。また,後者の結論は液体Te系に対しても当てはまると信じる。MNMTは液体Te系における密度ゆらぎに重要な役割を果たさず,LLTはそれらの主な起源である。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相関長 ,  小角X線散乱 ,  臨界点 ,  圧縮率 ,  高温 ,  テルル ,  臨界 ,  水銀 ,  臨界現象 ,  状態図 ,  *液体金属 ,  高圧
準シソーラス用語： *密度ゆらぎ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 液体構造一般  (BK02010E) ,  液体金属の構造  (BK02020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 気体 ,  非金属 ,  液体金属 ,  密度ゆらぎ