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J-GLOBAL ID:202002270483082177   整理番号:20A0655051

スクレロスチン抗体処理は成長中のHypマウスにおける骨量を増加させ,循環リン酸レベルを正常化する【JST・京大機械翻訳】

Sclerostin Antibody Treatment Increases Bone Mass and Normalizes Circulating Phosphate Levels in Growing Hyp Mice
著者 (3件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 596-607  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1633A  ISSN: 0884-0431  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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X染色体(PHEX)上に位置するエンドペプチダーゼと相同性を持つリン酸調節遺伝子における機能喪失突然変異により引き起こされるX連鎖性低リン血症(XLH)は,ビタミンD耐性ricの最も一般的な型である。機能的PHEXの損失は,線維芽細胞成長因子23(FGF23)レベルの上昇,リン酸再吸収の障害,および骨格ミネラル化を阻害した。主に骨細胞で産生される蛋白質であるスクレロスチンはWntシグナル伝達を拮抗することにより骨形成を抑制し,XLH患者において上昇することが報告されている。本研究では,XLHのマウスモデルにおけるスクレロスチンに対するモノクローナル抗体の使用を評価することにより,XLHの病態生理におけるスクレロスチンの役割を調べるためにHypマウスモデルを用いた。雄性および雌性野生型およびHyp同腹子に25mg/kgの賦形剤またはスクレロスチン抗体(Scl-Ab)を週2回注射し,4週齢で開始し,8週齢で安楽死させた。Scl-Ab処理は血清リン酸レベルを増加させ,両性の処理野生型およびHypマウスにおける無傷FGF23の循環レベルを抑制した。皮質領域,骨梁骨体積分率(BV/TV),骨幹端の見かけ密度,およびピーク負荷は,両性においてScl-Ab処理により増加した。この短期治療研究は,Scl-Ab処理がリン酸の正常化を含むXLHに関連する病理のいくつかを効果的に改善し,スクレロスチンがXLHにおけるFGF23とリン酸代謝の調節に役割を果たすことを示唆する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  先天性疾患・奇形一般 

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