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J-GLOBAL ID：202002270580140705   整理番号：20A1637193

瀬戸内海の温帯河口潮間帯におけるカニ動物相に基づく生息地特性化【JST・京大機械翻訳】

Habitat Characterization Based on Crab Fauna in the Temperate Estuarine Intertidal Zone of the Seto Inland Sea, Japan

著者 (5件)： Koyama Akihiko (Faculty of Advanced Science and Technology, Kumamoto University, Kumamoto, Kumamoto, Japan) ,  Inui Ryutei (Faculty of Socio-Environmental Studies, Fukuoka Institute of Technology, Fukuoka, Fukuoka, Japan) ,  Onikura Norio (Fishery Research Laboratory, Kyushu University, Fukuoka, Japan) ,  Akamatsu Yoshihisa (Graduate School of Sciences and Technology for Innovation, Yamaguchi University, Yamaguchi, Japan) ,  Minagawa Tomoko (Faculty of Advanced Science and Technology, Kumamoto University, Kumamoto, Kumamoto, Japan)
資料名： Estuaries and Coasts  (Estuaries and Coasts)
巻： 43  号： 6  ページ： 1533-1544  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4328A  ISSN： 1559-2723  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カニは河口環境の健康を評価するための効果的な指標種であるが,温帯河川河口におけるカニ群集と環境条件の間の関係は,あまり研究されていない。本研究は,温帯地域におけるカニ動物相に影響する物理化学的因子を明らかにし,カニファウナの類似性に基づいて生息場所を分類および特性化することを目的とした。カニファウナと物理化学的環境要因のデータを,2つの温帯河川の199か所で採取した。これらの調査サイトは,河口域(すなわち,潮汐淡水からポリhaline水)と潮間帯(すなわち高潮から低潮線)をカバーするために空間的に配置された。直接勾配分析の結果は,塩分と粒径中央値,特にカニの動物相に影響を及ぼすことを示した。さらに,調査サイトをカニファウナの類似性に基づいて7グループに分類し,塩分,標高,シルトの割合の3変数を用いて中程度の精度でモデル化した。これらの変数から,7つの異なる生息場所タイプ,すなわち,微細または粗い堆積物で覆われた塩沼地,砂利堆積物を有する上流域,塩沼地と干潟の間の中間帯,散乱硬構造を有する砂干潟,単調砂平地,および泥平坦部を同定できた。著者らの知見は,塩分勾配と堆積物粒径の多様性を維持することが温帯河川河口におけるカニ種の多様性を保存するために必要であることを示唆する。これらの地域における効果的な生態系保全は,7つの同定された生息場所タイプにおける物理化学的条件を考慮に入れる必要がある。Copyright Coastal and Estuarine Research Federation 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 河川 ,  *河口 ,  潮汐 ,  シルト ,  *潮間帯 ,  塩分 ,  物理化学 ,  *温帯 ,  *ファウナ ,  *生息場所 ,  干潟
準シソーラス用語： 環境要因 ,  環境条件 ,  生態系保全 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： カニ類カニ ,  生物多様性保全 ,  環境指標 ,  生息地分類 ,  マクロベントス ,  河川河口

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 瀬戸内海 ,  温帯 ,  河口 ,  潮間帯 ,  カニ ,  動物相 ,  生息地 ,  特性化