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J-GLOBAL ID:202002270599412976   整理番号:20A0521963

Janowsky錯体とSERSの形成による多重ニトロ芳香族爆薬の検出【JST・京大機械翻訳】

Detection of Multiple Nitroaromatic Explosives via Formation of a Janowsky Complex and SERS
著者 (4件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 3253-3261  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2,4,6-トリニトロトルエン(TNT)のような軽いグレードの爆薬は,依然としてテロ脅威と環境影響に関して世界的に主要な関心事である。爆薬の検出に現在使用されている最も一般的な方法は,迅速で携帯型であることが知られている比色試験を含んでいる。しかし,それらはしばしば偽陽性を示し,感度を欠いている。使用した他の方法は,イオン移動度質量分析,ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS),および液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-MS)を含み,より信頼できる結果を生み出すにもかかわらず,しばしば大きな,高価な装置および特別に訓練されたスタッフを必要とする。ここでは,3-メルカプト-2-ブタノンのエノラートイオンの反応によるニトロ芳香族爆薬と着色したJanowsky錯体の形成を利用する代替アプローチを実証した。着色錯体は急速に形成され,表面増強Raman散乱(SERS)を用いて高感度に検出される。SERSは,2,4,6-トリニトロトルエン(TNT),ヘキサニトロスチルベン(HNS),2,4,6-トリニトロフェニルメチルニトラミン(テトライル)の検出のための迅速,高感度,選択的技術として使用でき,検出限界はTNTで6.81ng・mL(-1),テトライルで17.2ng・mL(-1),HNSで135.1ng・mL(-1)であった。この検出法は,最小の試料調製を必要とし,溶液に基づくフォーマットで行うことができ,また,得られた独特のSERS応答の特異性により同定できる,それぞれの爆薬の複合体形成のための同じ前駆体試薬を利用する。全分析時間10分以内に3種の爆発化合物を同時に同定する能力を実証した。この検出法は,信頼性のある定量的検出を達成するために,現場で利用できる迅速で携帯型のSERSに基づく分析の開発に有望であることを示した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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各種爆薬と推薬 
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