文献

J-GLOBAL ID：202002270687231736   整理番号：20A0460243

地域資料管理基盤としての教育研究機関のデジタルアーカイブシステム

Digital Archive System at research and educational organizations for management of local materials

著者 (4件)： 五島敏芳 (京都大学総合博物館) ,  戸田健太郎 (京都大学総合博物館) ,  水島和哉 (京都大学大学院経済学研究科経済資料センター) ,  高田良宏 (金沢大学)
資料名： 情報知識学会誌  (Journal of Japan Society of Information and Knowledge)
巻： 29  号： 4  ページ： 361-366(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L1843A  ISSN： 0917-1436  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地域資料は,その地域に伝存するだけでなく,しばしば大学・研究所等の教育研究機関にも伝存する.典型例は,ある地域を研究対象に取り上げた研究者の研究活動の過程において,その地域の個人・家・団体の持つ一次資料(アーカイブ資料)が教育研究機関へ寄託,寄贈される,というものだ.こうした地域資料は,大学・研究所等の教育研究資料として把握され,その属性を前提に保存・活用されるが,研究成果発表とともに資料公開に至らず地域への還元・貢献が不十分となることもある.この原因の一つにアーカイブ資料の特性があると推測でき,教育研究機関におけるアーカイブ資料管理の過程に沿ったソールで解決できる可能性がある.ここでは京都大学デジタルアーカイブシステムPeekの事例を紹介し,教育研究機関における地域資料管理のあり方を展望する.(著者抄録)

シソーラス用語： *資料保存 ,  研究所 ,  ディジタル方式 ,  資料管理 ,  学校 ,  情報公開 ,  地域 ,  電子図書館 ,  *一次資料 ,  インフラストラクチャー
準シソーラス用語： *ディジタルアーカイブ ,  教育研究機関 ,  教育研究資料 ,  地域資料

著者キーワード (6件)： 教育研究資料 ,  アーカイブ資料 ,  デジタルアーカイブシステム ,  research materials ,  archival materials ,  Digital Archive System

分類 (2件)： 情報源  (AC03000B) ,  情報収集・整理  (AC04000I)

引用文献 (12件)：

• [2] 入交好脩:「(書評)近世庶民史料調査委員會編『近世庶民史料所在目録』(第一輯)」,社会経済史学,19巻,1号, pp.664-666,1953.
• [3] 安藤正人:「1984年在外研究報告 史料骸理と検索手段作成の理論と技法」,史料館研究紀要,17号,pp.75-155,1985.
• [4] 安藤正人:「記録史料学と現代」,吉川弘文館,352p.,1998.
• [5] 堀井洋;堀井美里;阿児雄之;裔田良宏:「“逐次公開”の考え方に基づいた学術資料調査・骸理・公開に関する考察」,デジタルアーカイブ学会誌,Vol.3, No.2, pp.257-260,2019.
• [6] 大友一雄;五島敏芳:「文書館活動と情報資源化の構想」,史料館研究紀要,30号,pp.414-358,1999.

タイトルに関連する用語 (6件)： 地域 ,  資料管理 ,  基盤 ,  教育 ,  研究 ,  デジタルアーカイブ