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J-GLOBAL ID：202002270794962600   整理番号：20A2240293

代用天然障壁中におけるポリエチレングリコール被覆金ナノ粒子の移動

Migration of polyethylene glycol coated gold nanoparticles in surrogate natural barriers

著者 (3件)： Ordonez Carlos (Graduate School of Engineering, Hokkaido University, North 13 West 8, Sapporo, Japan) ,  Watanabe Naoko (Division of Energy and Environmental Systems, Faculty of Engineering, Hokkaido University, North 13 West 8, Sapporo, Japan) ,  Kozaki Tamotsu (Division of Energy and Environmental Systems, Faculty of Engineering, Hokkaido University, North 13 West 8, Sapporo, Japan)
資料名： Journal of Nuclear Science and Technology  (Journal of Nuclear Science and Technology)
巻： 57  号： 7  ページ： 813-824  発行年： 2020年07月 
JST資料番号： W2314A  ISSN： 0022-3131  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 序論:放射性核種の運命と輸送がコロイドとの相互作用によって著しく影響を受ける可能性があるので,工学障壁と自然障壁を通過してのコロイド材料の移動挙動に関する研究は,放射性廃棄物貯蔵施設の安全評価にとって非常に重要である。方法:ポリ(エチレングリコール)被覆金ナノ粒子(AuNPs)をモデルコロイドとして用い,それらの移動挙動に及ぼすAuNPsの性質の影響を,珪砂を用いたバッチおよびカラム実験で検討した。結果:珪砂上へのAuNPsの堆積とAuNPsの凝集は,AuNPsと珪砂が全体的に両方共負の表面電荷を有するという好ましくない条件にもかかわらず,より大きなAuNPsでより多く観察された。傾斜したプラトーがブレークスルー曲線で観察され,珪砂上の電荷不均一性から生じる限られた数のサイトが,AuNPsと珪砂の間の引力の原因であることを示唆した。しかし,より顕著な負の表面電荷を持つ大きなAuNPsに対して,珪砂に対する強い親和性と,相互の親和性が観察された。結論:この結果により,静電およびvan der Waals(vdW)以外の,表面被覆から生じる立体効果を含む相互作用が,AuNPsの移動挙動を支配し,ナノ粒子の運命および輸送を評価する際に考慮する必要があることが示唆された。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *拡散障壁 ,  ポリエチレンオキシド ,  *ナノ粒子 ,  金 ,  放射性同位体 ,  コロイド ,  相互作用 ,  放射性廃棄物 ,  保管 ,  安全評価 ,  表面電荷 ,  *物質移動 ,  地下貯蔵 ,  珪砂 ,  *金ナノ粒子 ,  放射性廃棄物貯蔵

著者キーワード (5件)： 高レベル放射性廃棄物 ,  移動 ,  コロイド ,  金ナノ粒子 ,  凝集

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 代用 ,  障壁 ,  ポリエチレングリコール ,  金ナノ粒子