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J-GLOBAL ID：202002270868546787   整理番号：20A1954222

腫瘍アブレーションのためのナノ鉄-銅合金:酸応答による効率的に増幅された酸化ストレス【JST・京大機械翻訳】

Nano iron-copper alloys for tumor ablation: efficiently amplified oxidative stress through acid response

著者 (6件)： Lv Rongmu (Jiangsu Province Hi-Tech Key Laboratory for Biomedical Research, School of Chemistry and Chemical Engineering, Southeast University, Nanjing 211189, China. [e-mail]) ,  Du Keke ,  Liu Qianqian ,  Meng Xiangyu ,  Chen Lizhu ,  Wang Zhifei
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 44  号： 34  ページ： 14438-14446  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Fenton反応と還元グルタチオン(GSH)に基づく細胞内ヒドロキシルラジカル(・OH)の増加を介した細胞内酸化ストレスの増強は癌治療のための有望なアプローチである。ここでは,Fenton反応効率を改善し,GSHを低減するために,銅イオンの導入を目的とする良好な分散性を有する新しい合金ナノ材料,Fe_5Cu_3O@BSA(FCB)を合成した。腫瘍での弱酸性微小環境下で,FCBはFe2+とCu2+を放出でき,遊離電子は酸素と結合してH_2O_2をさらに生成させ,細胞内のH_2O_2の過剰生産をもたらした。一方,放出されたFe2+とCu2+は,・OHを生成する上でより高い反応効率を実行するだけでなく,GSHを消費し,両方向で細胞内酸化ストレスを劇的に増加させた。in vitro実験は,100μg/mLのFCBナノ粒子によるヒト乳癌細胞(MCF-7細胞)のインキュベーションが24時間後に65.9%の死亡率をもたらしたことを示した。in vivo実験は,FCBが腫瘍増殖を効果的に阻害できることを示した。本研究では,良好な生体適合性を有する金属生体材料に基づく治療戦略を確立し,酸化ストレスを効果的に増強し,腫瘍治療において大きな可能性を有する。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *合金 ,  酸素 ,  *腫瘍 ,  ヒドロキシルラジカル ,  インキュベート ,  生体適合性 ,  in vivo実験 ,  in vitro実験 ,  *酸化ストレス ,  Fenton反応 ,  ナノ粒子 ,  ナノ材料
準シソーラス用語： 生体材料 ,  銅イオン ,  癌治療 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 酸化,還元  (CF02060T) ,  貴金属触媒  (CB06122I) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 腫瘍アブレーション ,  鉄 ,  銅合金 ,  酸 ,  応答 ,  増幅 ,  酸化ストレス