文献

J-GLOBAL ID：202002270884542821   整理番号：20A2266639

燃焼の存在下におけるフッ素化炭化水素への曝露後の喘息発症【JST・京大機械翻訳】

Asthma onset after exposure to fluorinated hydrocarbons in the presence of combustion

著者 (5件)： Lindstrom Irmeli (Occupational Medicine, Finnish Institute of Occupational Health, Helsinki, Finland) ,  Ryhaenen Anna-Mari (Occupational Medicine, Finnish Institute of Occupational Health, Helsinki, Finland) ,  Jungewelter Soile (Occupational Medicine, Finnish Institute of Occupational Health, Helsinki, Finland) ,  Suojalehto Hille (Occupational Medicine, Finnish Institute of Occupational Health, Helsinki, Finland) ,  Suuronen Katri (Occupational Medicine, Finnish Institute of Occupational Health, Helsinki, Finland)
資料名： American Journal of Industrial Medicine  (American Journal of Industrial Medicine)
巻： 63  号： 11  ページ： 1054-1058  発行年： 2020年 
JST資料番号： A1405A  ISSN： 0271-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 毒性フッ化水素酸に熱的に分解できるフッ素化炭化水素は,例えば,冷蔵庫や空調システムの冷却剤や医療用エアロゾル推進剤として広く用いられている。塩酸は刺激誘発性喘息の既知の原因物質である。フッ素化炭化水素ベースの冷却剤への曝露直後に喘息開始の2人の患者を報告し,一方,拘束された空間で溶接または喫煙タバコをした。両症例は呼吸器症状と頭痛を発症し,その後非特異的気管支過敏性を示した。追跡調査では,喘息は持続し,喘息投薬にあまり反応しなかった。フッ素化炭化水素自体への曝露は,それらの低い毒性のため,喘息を起こさないようである。代わりに,フッ素化炭化水素の熱分解による少量のフッ化水素酸への曝露が喘息発症のもっともらしい原因と考えられた。これは,イリタント誘発喘息の典型的臨床像とフッ化水素酸中毒に類似した急性症状によって支持される。フッ素化炭化水素を燃焼の存在下で用いると,熱分解はフッ化水素酸の生成をもたらす。限定された空間では,この曝露は刺激を介して喘息を誘発する可能性がある。制限空間における燃焼の溶接,喫煙,および他の発生源は,フッ素化炭化水素を使用する職場および他の場所におけるリスクである可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エアロゾル ,  熱分解 ,  推薬 ,  冷蔵庫 ,  溶接 ,  塩酸 ,  喫煙 ,  頭痛 ,  *喘息 ,  たばこ ,  冷却剤 ,  追跡調査 ,  空調システム
準シソーラス用語： フッ化水素酸 ,  発生源 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 1112-テトラフルオロエタン ,  フッ素化炭化水素 ,  フッ化水素酸 ,  刺激性誘導 ,  職業性喘息 ,  喫煙 ,  熱劣化 ,  溶接

分類 (1件)： 呼吸器の疾患  (GI03000Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 燃焼 ,  フッ素化炭化水素 ,  曝露 ,  喘息 ,  発症