抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・ここでは,浮体式洋上風力発電の世界の現状と,日本で普及拡大するための必須条件である,コスト低減について考察。
・浮体式は,海底に設置されたアンカーでのみ固定され,波や風,流れによって風船のように自由に運動するため,6自由度の設計が必要。
・現在,さまざまな形状の浮体式洋上風力発電設備が提案されているが,実用化までには,まず,解析手法を選定し,実験室での実験により実挙動と設計手法の同定から実施することが必要。
・洋上発電元年といわれる現在,国内の洋上風力発電の固定買取価格は36円/kWh,一方,欧州の洋上風力発電元年とも言える2015年は約16円/kWh程度で,この価格差について考察。
・浮体式は係留方式を適切に選定することで,水深や地盤条件が変化しても同一の浮体を利用でき,年間のポテンシャルも着床式の200倍以上あることから,日本においても高い量産効果を期待。