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J-GLOBAL ID:202002271018984661   整理番号:20A0793880

心臓同種移植片に耐性のサルにおける新規CD8+B細胞サブセットの特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterization of a Novel CD8+ B Cell Subset in Monkeys Tolerant of Heart Allografts
著者 (10件):
資料名:
巻: 39  号: 4 S  ページ: S89  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3128A  ISSN: 1053-2498  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは以前,ドナー骨髄移植により誘導された一過性混合造血キメラが非ヒト霊長類(NHPs)における心臓同種移植片に対する耐性を達成できることを報告した。本研究の目的は,耐性サルにおいて,著者らの研究室で最近同定されたCD8+B細胞のユニークなサブセットの頻度と特性を測定することであった。カニクイザルは,3GyのTBI,7Gyの胸腺照射,抗胸腺細胞グロブリン,および抗CD154mAbとCyA療法の短いコースから成る混合キメラ調節を伴うドナー骨髄細胞の注入に続く臓器移植を受けた。異なるB細胞サブセットの頻度を,移植前と移植後の10匹のサルの末梢血で測定した。加えて,PBMCは,2つの耐性動物(心臓プラス腎臓または心臓+胸腺共移植のレシピエント)847と274日後に,骨髄とFACSを5つの群に分けた:T細胞(CD3+),全B細胞(CD20+),成熟B細胞(CD20+CD8-CD27+),新しく同定されたCD8+B細胞(CD20+CD8+)。mRNAは各細胞集団の溶解物から抽出され,Illina NextSeq 500を用いて配列決定された。コンディショニングプロトコルの再構成相の間,CD8+B細胞は,移行B細胞(CD20+CD27~IgM~hiCD38~hi)の表現型を示し,末梢B細胞のこれらの細胞の割合は,ナイーブ動物で観察されたものよりはるかに高かった(それぞれ,23.4%対2.5%;p<0.001)。2つの耐性動物において,CD8+B細胞遺伝子発現は,CD21,CD38およびCD24の発現を含む未成熟プロフィールを示唆した。興味深いことに,CD8+B細胞は調節蛋白質CD72をコードする遺伝子の発現増加を示した。加えて,CD8+B細胞はTGFβ産生に関与するCD69のより大きな発現を有した。骨髄移植後の調節免疫に関与する遺伝子を発現するCD8+B細胞の罹患率は,これらの細胞がNHPsにおける心臓同種移植片への耐性誘導において役割を果たしている可能性を示唆する。これらの新しい細胞をさらに特性化するための研究が進められている。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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移植免疫 
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