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J-GLOBAL ID:202002271164988935   整理番号:20A0037256

トリクロサンと抗生物質の併用による抗トリクロサン耐性Acinetobacterbaumanniiのinvitro抗菌活性に関する研究【JST・京大機械翻訳】

In vitro antibacterial activity of triclosan in combination with different antibacterial agents against triclosan-resistant multidrug-resistant Acinetobacter baumannii
著者 (7件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 674-679  発行年: 2019年 
JST資料番号: C2322A  ISSN: 0254-5101  CODEN: ZWMZDP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】抗トリクロサン耐性Acinetobacterbaumanniiに対するトリクロサンのinvitro抗菌活性を評価する。方法:20162017年の温州医科大学付属第一病院から分離された626株のAcinetobacterbaumanniiを採集し、VITEK2-Compact全自動微生物分析器により、臨床で常用する抗菌剤に対する敏感性を測定した。寒天希釈法によりトリクロサンの最小発育阻止濃度(MIC)を測定した。トリクロサンは,微量のチェス盤希釈法によって,4つの薬用薬(ゲンタマイシン,エリスロマイシン,クロラムフェニコール,カナマイシン)と3つの臨床用抗生物質(イミペネム,メロペネムとシプロフロキサシン)と併用した。抗トリクロサン耐性Acinetobacterbaumanniiの16株に対するMIC値の変化を調べ,部分的阻止濃度指数(FICI)を用いて,抗細菌作用を評価した。【結果】626株のAcinetobacterbaumannii株のうち,17株がトリクロサンに耐性であり,その耐性率は2.7%(17/626)であった。トリクロサン耐性株はシプロフロキサシン、イミペネム及びセフタジジムなどの臨床常用抗菌薬に対して高いMIC値を有し、多くは多剤耐性を示す。トリクロサンと7種類の抗生物質の併用後、各薬物による16株のトリクロサン耐性Acinetobacterbaumanniiに対するMIC値は単剤MIC値よりある程度低下した。そのうち、トリクロサンはゲンタマイシン、クロラムフェニコールとシプロフロキサシンとの併用で、相乗作用のそれぞれ62.5%、56.25%と62.5%を示し、相加作用はそれぞれ37.5%、43.75%と37.5%であった。エリスロマイシン,カナマイシン,イミペネム,メロペネムとの併用は,それぞれ,37.5%,25%,12.5%および12.5%の相乗作用を示し,それぞれ,37.5%,56.25%,62.5%および62.5%であった。それぞれ25%,18.75%,25%と25%であった。トリクロサンは上述の薬物との併用で拮抗作用がない。【結語】トリクロサンとゲンタマイシン,クロラムフェニコール,およびシプロフロキサシンは,invitroでトリクロサン耐性の多剤耐性Acinetobacterbaumanniiに対して良好な抗菌活性を示し,相乗効果と相加作用を示し,カナマイシン,エリスロマイシン,イミペネム,およびメロペネムとは関係がなかった。いずれも拮抗作用がなかった。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物生理一般  ,  抗細菌薬の基礎研究 

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