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J-GLOBAL ID:202002271224135161   整理番号:20A0507479

力学的風化を受けた岩石の低い圧力におけるせん断強度とS波速度との間の実験的関係

Experimental relation between shear strength under low pressure and S-wave velocity of rock subjected to mechanical weathering
著者 (3件):
資料名:
巻: 59  号: 5 (冊子)  ページ: 1468-1480  発行年: 2019年10月 
JST資料番号: U2456A  ISSN: 0038-0806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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斜面表面に露出した岩石の力学的風化によるせん断強度の減少は,環境条件が極端に卓越する地域,すなわち温度と水分の繰返し変化を受けるところでは,普遍的現象である。このような地域における斜面不安定性問題を扱う際に,露出岩石の強度,変形および耐久性特性に及ぼす風化作用の長期的影響を,本研究において想定した。そこで,パキスタンと日本の岩質から採取した岩石試料と人工軟岩について,実験室で力学的風化を再現することにより,強度と剛性の低下を調べた。再生実験室風化(RLW)を,拘束圧の維持レベルの下で,真空飽和,凍結,融解,乾燥と冷却を可能にする新しい装置を用いて,実施した。強度,剛性と耐久性の低下が試験結果から明らかになり,これから非常に低レベルの比歪(小歪でせん断強度/弾性率)を有する岩石はRLWとスレ-キングに対して抵抗性があることが判った。無傷の岩石は非常に低い比歪を示し,この比歪は,風化岩の場合にある,風化度の増加とともに増加した。岩石強度の減少は,風化作用を受けた岩盤斜面の安全性を判断するための重要な特性である。ここでは,風化を受けた岩石強度とS波速度の間の関係を確立した。著者らは,風化表層のS波速度を簡単に測定することによる岩石強度の迅速な評価に,この関係を使用することを推奨する。この関係は,潜在的に不安定な斜面を迅速にスクリーニングする際に,実務者を支援するものである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩盤の力学的性質  ,  斜面安定,掘削変形  ,  土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下 

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