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J-GLOBAL ID:202002271292493576   整理番号:20A0018994

増強蛍光発光と多機能応用のための蛋白質テンプレート金ナノクラスタの集合【JST・京大機械翻訳】

The assembly of protein-templated gold nanoclusters for enhanced fluorescence emission and multifunctional applications
著者 (9件):
資料名:
巻: 101  ページ: 436-443  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質鋳型金ナノクラスタは,それらの簡単な合成と良好な生体適合性のために,蛍光イメージングにおいて注目されている。しかし,不十分なコロイド安定性と望ましくない蛍光強度のような限界が存在する。ここでは,金ナノクラスタのケラチン鋳型合成(AuNC@ケラチン),AuNC@ケラチンの銀イオン修飾(AuNC-Ag@ケラチン),およびAuNCs-Ag@ケラチンのガドリニウムイオン誘起凝集(AuNC-Ag@ケラチン-Gd)を含む簡単で温和な調製プロセスによるケラチン鋳型金ナノクラスタの自己集合について述べた。AuNCs-Ag@ケラチン-Gdは,増強された蛍光強度(AuNC@ケラチンの6.5倍),4か月以上の高いコロイド安定性,および良好な生体適合性を得たことを実証した。さらに,AuNP-Ag@ケラチン-Gdは,近赤外(NIR)蛍光イメージング,磁気共鳴(MR)イメージング,および酸化還元応答性薬物送達のような多機能応用に有望であり,特に生物医学分野における蛍光金ナノクラスタの適用性を拡張している。集合誘起蛍光増強は,蛋白質鋳型金ナノクラスタ(AuNC)に関連するとほとんど報告されていない。本研究では,蛋白質鋳型AuNCの自己集合を,バイオイメージングと応答性薬物送達を含む,増強された蛍光強度と多機能応用のために開発した。システインに富む蛋白質,ケラチンをテンプレートとして用いてAuNCを合成し,銀イオン修飾とガドリニウムイオン誘起凝集を行った。ケラチン鋳型AuNCの銀修飾はガドリニウムイオン誘起集合後の高密度凝集体の形成を促進し,蛍光強度を増強した。このような機構を蛍光相関分光分析により確認した。本研究は蛍光金ナノクラスタの適用性を拡張し,特に生物医学分野において,蛍光相関分光法による集合誘起蛍光増強の機構解析のための有効なアプローチを提供すると信じる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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医用素材 

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