文献

J-GLOBAL ID：202002271416213650   整理番号：20A0618511

皮膚疾患を有する高齢者における第一世代鎮静抗ヒスタミン薬の米国国家処方パターンの多年横断研究【JST・京大機械翻訳】

A multiyear cross-sectional study of U.S. national prescribing patterns of first-generation sedating antihistamines in older adults with skin disease

著者 (11件)： Cenzer I. (Division of Geriatrics, University of California, San Francisco, CA, U.S.A.) ,  Cenzer I. (Department of Medicine III, University Hospital, Ludwig Maximilian University of Munich, Munich, Germany) ,  Nkansah-Mahaney N. (Department of Dermatology, Stanford University School of Medicine, Stanford, CA, U.S.A.) ,  Wehner M. (Department of Dermatology, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, U.S.A.) ,  Chren M.M. (Department of Dermatology, Vanderbilt University Medical Center, Nashville, TN, U.S.A.) ,  Berger T. (Program for Clinical Research, Department of Dermatology, University of California, San Francisco, CA, U.S.A.) ,  Covinsky K. (Division of Geriatrics, University of California, San Francisco, CA, U.S.A.) ,  Covinsky K. (Veterans Affairs Medical Center, San Francisco, CA, U.S.A.) ,  Berger K. (Division of Geriatrics, University of California, San Francisco, CA, U.S.A.) ,  Abuabara K. (Program for Clinical Research, Department of Dermatology, University of California, San Francisco, CA, U.S.A.) ,  Linos E. (Department of Dermatology, Stanford University School of Medicine, Stanford, CA, U.S.A.)
資料名： British Journal of Dermatology  (British Journal of Dermatology)
巻： 182  号： 3  ページ： 763-769  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0967B  ISSN： 0007-0963  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:第一世代抗ヒスタミン薬(FGAs)は,高齢患者(≧65歳の患者)における使用のために,潜在的に不適切なものとして分類される。しかし,FGA処方に関連する因子と因子の有病率は研究されていない。目的:皮膚科事務所を受診した高齢患者に対するFGA処方率を検討し,皮膚科事務所を受診した若年患者(18~65歳の患者)および一次ケア医師(PCPs)を訪問した高齢患者のそれらと比較した。【方法】:これは,米国国立血液医学研究所(2006-2015)からのデータを用いた多年横断的観察研究であった。18歳以上の患者による訪問を研究に含めた。データは,15243の皮膚科オフィス訪問と66036のPCPオフィス訪問から成った。主な結果は,FGA処方であった。他の変数には,医師の専門性(皮膚科医またはPCP),患者の年齢,皮膚科的状態の診断および訪問の理由が含まれていた。結果:皮膚科受診では,高齢患者に対する全体的なFGA処方率は,診断が皮膚炎またはかゆみ(3人の7%対4人の8%;P=0),またはかゆみ(7人の6%対6人の7%;P=0)の場合でさえ,より若い患者(1人の5%対1人の2%;P=0)と類似していた。しかし,皮膚科受診のためのFGA処方の割合は,患者と訪問特性にマッチした分析において,PCP訪問に対するそれより低かった(3人の9%対7人の4%;P=0 ・02)。結論:著者らの知見は,FGAsが高齢患者に過剰処方されているが,皮膚科医はPCPsよりもFGAsを処方する可能性が低いことを示唆する。この話題について既に知られているもの。第一世代抗ヒスタミン薬(FGAs)は,認知障害,転倒,混乱,乾燥口および便秘を含む高齢成人に対して実質的なリスクをもたらすことが示されている。したがって,FGAsは,アメリカのGeriatrics協会による高齢患者における使用のために,潜在的に不適切なものと分類されている。また,皮膚科医は,治療を決定する際には,「1-サイズ-適合-全」アプローチの代わりに,常に患者の特性(例えば年齢や余命)を考慮していないことが示されている。この研究は何か?FGAは皮膚科受診時にしばしば処方され,処方率は高齢者と若年患者の間で異ならない。同じ診断または症状(例えば皮膚炎,かゆみまたはかゆみ)を有する若年および高齢成人を比較したとき,処方率に有意差はなかった。FGAは,皮膚科事務所よりも第一ケアオフィスにおいて高い割合で処方されている。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 成人 ,  *抗ヒスタミン薬 ,  皮膚炎 ,  皮膚病 ,  掻痒
準シソーラス用語： 認知障害 ,  皮膚科医 ,  専門的能力 ,  観察研究 ,  若年患者 ,  処方率 ,  高齢患者 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 精神科の臨床医学一般  (GR01030T) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  疫学  (GB03000E)

タイトルに関連する用語 (8件)： 皮膚疾患 ,  一世代 ,  鎮静 ,  抗ヒスタミン薬 ,  米国 ,  国家 ,  処方 ,  研究