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J-GLOBAL ID:202002271510710005   整理番号:20A2798535

若年性関節リウマチにおける重度膝屈曲拘縮に対するIlizarov法【JST・京大機械翻訳】

Ilizarov technique for severe knee flexion contracture in juvenile rheumatoid arthritis
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  ページ: 33-38  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2976A  ISSN: 2214-031X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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膝関節の重度の屈曲拘縮変形は,しばしば歩行能力を制限する,関節リウマチ(RA)患者で見出される。全膝関節置換術(TKA)は良い選択肢であるが,特に重症屈曲変形の若年患者においてTKAを施行することは困難で複雑である。Ilizarov法によるRAの重症膝屈曲拘縮(KFC)の管理についての報告は限られている。本研究の目的は,重症膝屈曲拘縮(KFC)の若年性関節リウマチ(JRA)患者に対するIlizarov法の結果を遡及的に解析した。方法:2000年3月から2018年10月まで,Ilizarov膝関節伸延術を受けたJRAの重症膝屈曲拘縮(KFC)を有する9人の患者(15膝)を,遡及的にレビューした。男性4例(6膝),女性5例(9膝)で,平均年齢は15歳(12~19歳)であった。しかし,6症例も,足と足関節伸延装置が同時に設置された等尺奇形があった。膝の平均術前KFCとROM角は,それぞれ48.8±16.7°(平均±標準偏差)と41.6±15.3°であった。術前VASスコア(視覚アナログスコア)およびHSSスコア(特別な手術膝スコアに対する病院)は,それぞれ7.7±2.5および37.4±11.2であった。追跡調査の平均時間は47.6±21.3か月であった。すべての患者は,伸延終了時に屈曲拘縮の完全な補正を達成した。最後の追跡調査において,平均屈曲度およびROMは,それぞれ12.1±11.7°および23.5±19.3°であり,それは術前条件と比較して有意に異なった。リング固定適用の全期間は10-21週であり,平均時間は14.3週であった。最後の追跡調査における平均VASおよびHSSスコアは,1.4±1.2および71.5±7.3であり,それは術前条件に対して有意に改善した。治療中に重篤な合併症はなかった。ピン管感染は膝関節伸延中に7例で発生し,感染は固定ピンと皮膚との界面でアルコールガーゼによる伸展速度の低下とラッピング後に制御された。イリザロフ法は,変形を矯正し,痛みを軽減し,体重負荷の機能を改善する,JRAにおける重度のKFCを治療するための効果的で安全な処置である。すい管感染と膝関節の剛性と融合は一般的な問題であるが,Ilizarov技術を用いた膝の変形の補正は,必要ならば更なる手術の可能性のある陽性転帰を有する。本研究は,JRAにおける重症KFCの治療に対するIlizarov膝関節伸延が効果的で安全であることを示した。本法は,若年性リウマチ性関節炎の新しい選択肢を提供すると結論する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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運動器系疾患の外科療法 
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