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J-GLOBAL ID:202002271587774008   整理番号:20A0584538

側頭葉てんかんのてんかん発生領域における上方制御SHP-2発現とピロカルピンモデルに対するSHP099治療の様々な効果【JST・京大機械翻訳】

Upregulated SHP-2 expression in the epileptogenic zone of temporal lobe epilepsy and various effects of SHP099 treatment on a pilocarpine model
著者 (8件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 373-385  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1295A  ISSN: 1015-6305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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側頭葉てんかん(TLE)は自然再発発作の散発的発生と定義され,その病因は複雑である。SHP-2(Src相同性2含有蛋白質チロシンホスファターゼ2)は,炎症,血管新生,グリア症,神経形成及びアポトーシスの調節に関与する広く発現するサイトゾルチロシンホスファターゼ蛋白質であり,TLEにおけるSHP-2の潜在的役割を示唆する。そこで,難治性TLE患者のてんかん原性脳組織におけるSHP-2の発現パターンと,ピロカルピンモデルに対するSHP-2特異的阻害剤SHP099による治療の様々な効果を検討した。ウェスタンブロット法と免疫組織化学結果は,SHP-2発現がTLE患者の時間的新皮質で上方制御されたことを確認した。二重標識実験は,SHP-2がTLE患者のてんかん病巣においてニューロン,星状細胞,ミクログリアおよび血管内皮細胞において高度に発現されることを明らかにした。ピロカルピン誘導C57BL/6マウスモデルにおいて,海馬におけるSHP-2アップレギュレーションはてんかん重積状態の1日後に始まり,21日目にピークに達し,60日目まで有意に高いレベルを維持した。同様に,時間的新皮質におけるSEの1,7,21および60日後のSHP-2発現の著しい増加を見出した。さらに,SHP099は反応性グリオーシス,IL-1βの放出,ニューロンアポトーシスおよびニューロン損失を増加させたが,神経形成およびアルブミン漏出を減少させることも示した。まとめると,てんかん領域におけるSHP-2の発現増加はTLEの過程に関与している可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  細胞生理一般  ,  神経系の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  神経の基礎医学 

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