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J-GLOBAL ID：202002271627700859   整理番号：20A2486985

酸化セリウムおよび酸化イットリウムナノ粒子による多臓器毒性減衰:ダイアジノンへの亜急性曝露によって誘発される組織酸化損傷に対する有益な効果の比較【JST・京大機械翻訳】

Multi-organ Toxicity Attenuation by Cerium Oxide and Yttrium Oxide Nanoparticles: Comparing the Beneficial Effects on Tissues Oxidative Damage Induced by Sub-acute Exposure to Diazinon

著者 (4件)： Navaei-Nigjeh Mona ( Pharmaceutical Sciences Research Center, The Institute of Pharmaceutical Sciences (TIPS), Tehran University of Medical Sciences, Tehran, Iran) ,  Daniali Marzieh ( Department of Toxicology and Pharmacology, Faculty of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences Research Center, Tehran University of Medical Sciences, Tehran, Iran) ,  Rahimifard Mahban ( Pharmaceutical Sciences Research Center, The Institute of Pharmaceutical Sciences (TIPS), Tehran University of Medical Sciences, Tehran, Iran) ,  Khaksar Mohammad R. ( Department of Occupational Health, Faculty of Health, Qom University of Medical Sciences, Qom, Iran)
資料名： Pharmaceutical Nanotechnology  (Pharmaceutical Nanotechnology)
巻： 8  号： 3  ページ： 225-238  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3644A  ISSN： 2211-7385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:有機リン系農薬(OP)としてのジアジノンの過剰な使用は,細胞毒性と病理学的細胞損傷,特に酸化ストレスに寄与する。しかし,フリーラジカル捕捉の性質を有する酸化セリウム(CeO_2)および酸化イットリウム(Y_2O_3)のような金属酸化物ナノ粒子(NP)は,酸化ストレスバイオマーカーの緩和において有益な効果を示した。【目的】本研究の目的は,脳,心臓,肺,腎臓,肝臓,および脾臓の種々の組織で,CeO_2 NP,Y_2O_3 NP,およびダイアジノン誘発酸化ストレスに対するそれらの組合せの有益な効果を評価することである。【方法】6匹の成体雄Wistarラットの8つのランダム化群を形成した。処置の2週間後に,ジアジノン,CeO_2とY_2O_3 NPsの異なる組み合わせを毎日投与し,活性酸素種(ROS),脂質過酸化(LPO),総チオール分子(TTM)および総抗酸化力(TAP)およびカタラーゼ酵素のような酸化ストレスマーカーのレベルを測定した。【結果】脳,心臓,肺,腎臓,肝臓,および脾臓における前述のマーカーの測定は,NPの投与がジアジノンによって誘発される酸化ストレスを有意に軽減できることを示した。しかし,この研究の知見は,CeO_2とY_2O_3 NPの組み合わせが,酸化ストレスマーカーのより良い還元につながることを示した。結論:ラットにおけるジアジノンの亜急性曝露は,脳,心臓,肺,腎臓,肝臓および脾臓のような重要な組織で酸化ストレスマーカーのレベルを増加させた。CeO_2とY_2O_3 NPは酸化ストレスを中和し,ジアジノン誘発組織損傷を補償する。害虫防除のために主に使用される,Lay Summary:有機リン系農薬(OP)は,ヒト食品サイクルへの農薬の侵入の原因となる。ジアジノンのような有機リン酸塩は,心臓,肝臓,肺などの重要な組織の細胞内の酸化ストレスの分子バイオマーカーを増加させ,酸化セリウム(CeO_2)や酸化イットリウム(Y_2O_3)のような金属酸化物ナノ粒子(NP)は,酸化ストレス下でフリーラジカル捕捉能を持ち,様々な機構を介してフリーラジカル捕捉能を有する。これらのナノ粒子は酸化ストレスを低下させるが,これらの物質の付加的用量が有益な効果を逆転させる研究の設計に通じるべきである。Copyright 2020 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ラジカル ,  心臓 ,  農薬 ,  *酸化セリウム ,  カタラーゼ ,  脾臓 ,  ヒト ,  ラット ,  捕獲 ,  細胞毒性 ,  有機リン系殺虫剤 ,  バイオマーカー ,  酸化ストレス ,  *ナノ粒子 ,  窒素複素環化合物 ,  無機酸エステル

著者キーワード (8件)： 酸化セリウムナノ粒子 ,  ダイアジノン ,  脂質過酸化(LPO) ,  酸化ストレス ,  活性酸素種(ROS) ,  総抗酸化能(TAP) ,  全チオール分子(TTM) ,  酸化イットリウムナノ粒子

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V)

物質索引 (1件)： ダイアジノン

タイトルに関連する用語 (11件)： 酸化セリウム ,  酸化イットリウム ,  ナノ粒子 ,  臓器 ,  毒性 ,  減衰 ,  ダイアジノン ,  曝露 ,  誘発 ,  組織 ,  酸化損傷