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J-GLOBAL ID：202002271669872032   整理番号：20A0790190

海草Posidonia australisの例外的土壌炭素貯蔵のための有機化学的洞察【JST・京大機械翻訳】

Organic chemistry insights for the exceptional soil carbon storage of the seagrass Posidonia australis

著者 (5件)： Serrano Oscar (School of Natural Sciences and Centre for Marine Ecosystems Research, Edith Cowan University, 270 Joondalup Drive, Joondalup, WA, 6027, Australia) ,  Rozaimi Mohammad (School of Natural Sciences and Centre for Marine Ecosystems Research, Edith Cowan University, 270 Joondalup Drive, Joondalup, WA, 6027, Australia) ,  Rozaimi Mohammad (Department of Earth Sciences and Environment, Faculty of Science and Technology, Universiti Kebangsaan Malaysia, 43600, Bangi, Selangor, Malaysia) ,  Lavery Paul S. (School of Natural Sciences and Centre for Marine Ecosystems Research, Edith Cowan University, 270 Joondalup Drive, Joondalup, WA, 6027, Australia) ,  Smernik Ronald J. (School of Agriculture, Food and Wine, and Waite Research Institute, The University of Adelaide, Waite Campus, Urrbrae, SA, 5064, Australia)
資料名： Estuarine, Coastal and Shelf Science  (Estuarine, Coastal and Shelf Science)
巻： 237  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0656A  ISSN： 0272-7714  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海草草地における高有機炭素(OC)貯蔵は,海草土壌におけるOC保持を可能にする続成条件はほとんど理解されていないが,顕著なブルー炭素シンクとしての認識をもたらした。本研究では,堆積性OCの保存を調べるために,Oyster Harbor(Alb任意の;南西オーストラリア)のPosidonia australis草地から海草土壌を採取した。土壌特性(色,粒径および酸化還元電位),放射性炭素年代を分析し,土壌プロファイルを低下させるOMの保存を調べるために,固体状態CP/MAS13C NMR分光法を用いて土壌有機物(OM)を特性化した。蓄積の1,700年にわたる有機組成の最小変化があり,長期OM保存を示した。主に,この保存は無酸素土壌に埋め込まれた海草の岩屑の難分解性によって駆動されるように見える。全堆積OMの大部分(70~83%)は,海草起源(リグニン,炭水化物および黒色炭素様物質)に直接起因する成分から成り,残りはほとんど蛋白質から成り,その一部は海草バイオマスに存在し,藻類および微生物からの寄与の可能性があった。黒色炭素は有機物燃焼に由来するが,ここでは,著者らの土壌における黒色炭素様物質として同定された13C NMR信号は,分解リグニン生成物または他の非発熱性芳香族から成る海草由来有機物と関連している可能性があるという証拠を提供した。エージングによるこの黒色炭素様物質の相対存在量の増加は,その選択的保存を示唆する。炭水化物の相対存在量は,年齢低下コア(すなわち,それらは選択的に分解されるように見える)により有意に減少したが,リグニンと蛋白質は相対存在量(非選択的保存)においていかなる定量的変化も示さなかった。これらの知見はP.australis由来のOCの例外的な保存を示し,他の海草種と比較してPosidoniaのより高いOC貯蔵能力の理解に寄与する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： NMR【磁気共鳴】 ,  続成作用 ,  リグニン ,  微生物 ,  *炭素 ,  酸化還元電位 ,  タンパク質 ,  土壌有機物 ,  カーボンブラック ,  有機炭素 ,  生態系 ,  草原 ,  *二酸化炭素貯留
準シソーラス用語： *Posidonia ,  *海草 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 青色炭素 ,  沿岸植生生態系 ,  気候変動 ,  有機化学 ,  続成 ,  CP/MAS13C NMR ,  オーストラリア

分類 (2件)： 有機地球化学  (DD01043K) ,  土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 海草 ,  Posidonia ,  土壌炭素 ,  貯蔵 ,  有機化学 ,  洞察