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J-GLOBAL ID：202002271837729431   整理番号：20A0767284

軸索成長とNMJ発生時のecm環境のMMP仲介調節【JST・京大機械翻訳】

MMP-mediated modulation of ECM environment during axonal growth and NMJ development

著者 (3件)： Chan Zora Chui-Kuen (School of Biomedical Sciences, Li Ka Shing Faculty of Medicine, The University of Hong Kong, Hong Kong) ,  Oentaryo Marilyn Janice (School of Biomedical Sciences, Li Ka Shing Faculty of Medicine, The University of Hong Kong, Hong Kong) ,  Lee Chi Wai (School of Biomedical Sciences, Li Ka Shing Faculty of Medicine, The University of Hong Kong, Hong Kong)
資料名： Neuroscience Letters  (Neuroscience Letters)
巻： 724  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0118A  ISSN： 0304-3940  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 運動ニューロン,骨格筋およびperisynapic Schwann細胞は細胞外マトリックス(ECM)と相互作用し,末梢神経系において四分体シナプスを形成する。ECM組成の動的リモデリングは,神経筋接合(NMJ)発生時の異なる細胞過程に対するその機能を多様化するために必須である。本レビューにおいて,軸索成長及びNMJ発生におけるECM蛋白質の蛋白質分解調節,特に分泌及び膜型マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)の蛋白質分解調節の概観を示した。MMP-2,MMP-9,および膜型1-MMP(MT1-MMP)は,病変部位でグリア瘢痕を除去することにより,軸索成長および損傷による再生を促進することが示唆される。加えて,これらのMMPsは神経筋シナプス形成においても役割を果たし,シナプスの自発的形成から活性依存性シナプス除去までの範囲にあり,増殖因子,神経栄養因子,ECM分子の蛋白質分解または分解を介している。例えば,分泌されたMMP-3は,主なシナプス後分化誘導因子であるアグリンを切断することが知られており,さらに,NMJ形成および維持におけるMMPの重要性を強調している。さらに,重症筋無力症(MG)患者におけるいくつかのMMPの増加レベルは,MG病因におけるMMP仲介蛋白質分解の病態生理学的機構を示唆する。最後に,軸索成長およびNMJ発生におけるMMP仲介ECMリモデリングの調節機能を研究するための潜在的な主要な将来方向について推測した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 運動神経 ,  骨格筋 ,  *軸索 ,  シナプス ,  神経筋接合部 ,  タンパク質分解 ,  成長因子 ,  神経栄養因子 ,  細胞外マトリックス ,  病因 ,  シナプス形成 ,  マトリックスメタロプロテイナーゼ
準シソーラス用語： アグリン ,  *軸索成長 ,  神経筋 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： マトリックスメタロプロテイナーゼ ,  細胞外マトリックス ,  軸索伸長 ,  軸索経路探索 ,  神経筋接合 ,  シナプス形成

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 軸索成長 ,  ECM ,  環境 ,  MMP ,  仲介 ,  調節