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J-GLOBAL ID：202002271884508920   整理番号：20A2680782

Cu-(Fe-C)合金中のFe-C相の固体変態が,その摩擦摩耗挙動および機構に及ぼす影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of the solid-state transition of Fe-C phase on the friction and wear behavior and mechanism of Cu-(Fe-C) alloys

著者 (3件)： Ren Haoyan (北京科技大学新材料技術研究院,北京 100083;北京科技大学材料先進制備技術教育部重点実験室,北京 100083) ,  Xie Guoliang (北京科技大学新金属材料国家重点実験室,北京 100083) ,  Liu Xinhua (北京科技大学新材料技術研究院,北京 100083;北京科技大学材料先進制備技術教育部重点実験室,北京 100083)
資料名： Gongcheng Kexue Xuebao  (Gongcheng Kexue Xuebao)
巻： 42  号： 9  ページ： 1190-1199  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2905A  ISSN： 2095-9389  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： Cu-(Fe-C)合金の鋳放し微細構造,変態組織,Fe-C相モルホロジー,機械的性質,および摩擦摩耗挙動を,光学顕微鏡(OM),走査電子顕微鏡(SEM),ナノ機械プローブ,機械的性質試験,および室温摩擦摩耗試験によって研究した。結果は,Cu-(Fe-C)合金がミクロンとナノスケールのFe-C相を分散し,その中のミクロンサイズのFe-C相が焼入と焼戻し中に固体転移し,この固体変態は鋼中のマルテンサイト変態と焼戻し変態と類似していることを示した。合金は850°Cで焼入れ,その後200,400,650°Cで焼戻し,Fe-C相が針状マルテンサイトから徐々に粒状焼戻しへ変態し,Fe-C相ナノ硬度はそれぞれ9.4,8,4.2,3.8GPaであり,強化相硬度の制御を実現した。室温の摩擦と摩耗試験の結果、焼戻し温度の上昇に伴い、合金の摩耗メカニズムは次第にプラウジングから粘着摩耗と大きな塑性変形へと変化し、合金の耐摩耗性の低下を招くことが分かった。この結論は,Fe-C相の固体変態によるCu-(Fe-C)合金の摩擦と摩耗特性の制御に役立った。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *合金 ,  走査電子顕微鏡 ,  耐摩耗性 ,  電子顕微鏡観察 ,  *摩耗 ,  マルテンサイト変態 ,  摩耗試験 ,  鋼 ,  マルテンサイト ,  焼入 ,  焼戻 ,  塑性変形 ,  鋳放し
準シソーラス用語： *摩擦摩耗 ,  ナノ硬さ ,  ナノスケール , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  熱処理技術  (WC03020T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 合金 ,  固体 ,  変態 ,  摩擦 ,  摩耗挙動