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J-GLOBAL ID:202002271898031794   整理番号:20A0388751

β周波数ではなくαの経頭蓋交流刺激は複数の視覚機能を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Transcranial alternating current stimulation of α but not β frequency sharpens multiple visual functions
著者 (8件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 343-352  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3152A  ISSN: 1935-861X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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経頭蓋交流刺激(TACs)は,周波数依存的に皮質振動活動を訓練し,強化することができる。著者らの以前の研究(Nakazonoら,2016)において,20Hz(β)TACsは10Hz(α)TACsと比較して一次運動皮質の興奮性を有意に増加させた。α振動は静止脳波における一次視覚野(V1)の顕著な特徴である。したがって,αとβTACsが多重視覚機能に異なる影響を及ぼすかどうかを調べた。最初に,パターン反転(PR)および焦点フラッシュ(FF)視覚誘発電位(VEPs)に対するαおよびβTACsの後効果を評価した。第二に,TACsにより変調された静止α振動とPR-VEPsの間の関係を決定した。第三に,TACsの行動効果をコントラスト感度により評価した。αTACsはβTACsと比較してPR-VEPsの振幅を調節したが,FF-VEPsを調節しなかった。時間-周波数解析は,αTACsが出力を増加させることなく事象関連α相同期化を促進し,その結果,PR-VEP振幅を増加させることを明らかにした。PR-VEP振幅と静止α振動の間に有意な正の相関があった。これらの知見は,αTACsがα振動を調節し,コントラストと空間周波数の視覚機能に影響することを示唆した。実際,αTACsは行動レベルで被験者のコントラスト感度も改善した。逆に,βTACsは後部α活性を増加させたが,VEP振幅を変化させなかった。αTACsは,βTACsにより影響されるそれらから異なるニューロン集団に影響を及ぼすことができる。したがって,著者らの結果は,αTACsがV1におけるα振動を調節することによって複数の視覚機能を鋭くするという証拠を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  神経系疾患の治療一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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