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J-GLOBAL ID:202002271904314386   整理番号:20A0673133

高密度リポ蛋白質コレステロール排出能はアテローム性動脈硬化症および心血管転帰の有病率と関連しない:CODAM研究【JST・京大機械翻訳】

High-density lipoprotein cholesterol efflux capacity is not associated with atherosclerosis and prevalence of cardiovascular outcome: The CODAM study
著者 (15件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 122-132.e4  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3149A  ISSN: 1933-2874  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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コレステロール効率(CEC)は,高密度リポ蛋白質(HDL)の重要なアテローム保護特性であると考えられている。しかし,アテローム性動脈硬化症および心血管(CV)リスクにおけるHDL-CECの役割はまだ議論の余地があり,糖尿病を有する個人におけるデータは限られている。本研究では,高心血管疾患(CVD)リスクとタイプ2糖尿病患者(T2DM)を有する被験者におけるCECと他のHDL特性と臨床的および無症候性アテローム性動脈硬化症との関係を検討した。多重線形回帰分析を用いて,著者らは,観察コホート(CODAM,n=574,59.6±0.3歳,61.3%男性,24.4%T2DM)において,内皮機能不全(末端)スコア,一般的CVD(n=150例)およびCVイベント(CVE,n=85例)の既往歴と頚動脈内膜中膜厚(cIMT,Zスコア)との関係を測定した。層別分析を行い,関連が正常グルコース代謝(NGM)を有する個体と撹乱されたグルコース代謝を有する個体間で異なるかどうかを決定した。HDL-CECは,アテローム性動脈硬化症のマーカー(cIMT,末端スコア)およびCVDまたはCVEとは関連しなかった。対照的に,HDL-コレステロール(HDL-C,Z-スコア),アポリポ蛋白質A-I(アポA-I,Z-スコア),HDLサイズ(Z-スコア)およびHDL粒子数(HDL-P,Z-スコア)は,エンドスコア(s-0.226~-0.097,P<0.05)およびCVE(OR0.61~0.68,P<0.05)と逆および有意に関連していた。層別解析において,HDLサイズとHDL-Pは,NGM(P_相互作用0.039と0.005)を有する個体における末端スコアと有意に関連したが,(前)糖尿病によるそれらにおいてはそうではなかった。HDL-CとアポA-Iは,(前)糖尿病(それぞれP_相互作用=0.074と0.034)を有する個人における一般的CVDと逆相関したが,NGMによるそれらにおいてはそうではなかった。HDL-CECは臨床的または無症候性アテローム性動脈硬化症とは関連がなく,全集団においても(前)糖尿病を有する個人においても関連しないが,他のHDL特性はアテローム保護的関連を示す。HDLサイズとHDL-Pのアテローム保護関連性は(前)糖尿病において失われるが,HDL-CとapoA-Iのより高い濃度は(前)糖尿病におけるCVDのより低い罹患率と関連している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  循環系の疾患 

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