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J-GLOBAL ID:202002271921223040   整理番号:20A0570476

GC-MSに基づく非標的メタボロミクス法を用いた末端肥大症の代謝プロファイリング【JST・京大機械翻訳】

Metabolic profiling of acromegaly using a GC-MS-based nontargeted metabolomic approach
著者 (5件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 433-441  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4314A  ISSN: 1559-0100  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:先端巨大症は,成長ホルモンの慢性過剰分泌により生じる稀な疾患であり,複数の共存症を誘導し,余命を低下させる。本研究の目的は,先端巨大症患者の血清代謝プロファイルを特性化し,メタボロミクスを用いて代謝バイオマーカーを同定することであった。【方法】29人の活発な先端巨大症患者と年齢および性別をマッチさせた正常対照者を募集した。血清試料を収集し,血清代謝物を一連の多変量統計解析と組み合わせたガスクロマトグラフィー-質量分析を用いて分析した。結果:潜在的構造-識別分析(OPLS-DA)モデルへの直交射影は,先端巨大症と正常対照(R2Y=0.908とQ2Y=0.601)を有する個人間の有意な代謝差を同定し,検証した。正常対照者と比較して,先端巨大症患者は,5-アミノ吉草酸,グリセリン酸,L-ジチオトレイトール,ジヒドロクマリン,N-アセチル-L-グルタミン酸,グルコン酸,およびモノオレイン(P<0.05)のレベルが上昇し,D-エリトロノラクトン,タウリン,カルバモイル-アスパラギン酸,およびムチン酸の血清レベルが低下した(P<0.01)。さらに,グリセリン酸およびタウリンは,受信者動作特性曲線値(それぞれAUC値,0.914および0.931)下でより高い面積を有し,正常対照者から先端巨大症患者を区別するための優れた臨床能力を示唆した。経路分析により,ペントースりん酸経路とタウリンおよびタウリン代謝経路が有意な経路であることを明らかにした(それぞれP=0.002および0.004)。結論:代謝活性は,活性な先端巨大症を有する個人の血清で有意に変化する。グリセリン酸とタウリンは,正常対照者からの先端巨大症患者を識別するための潜在的バイオマーカーと考えられる可能性がある。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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有機化合物の各種分析 
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