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J-GLOBAL ID：202002272050199127   整理番号：20A0558301

MTシステムを用いた生体情報からのストレス評価

Stress Evaluation from Biomedical Information using the MT System

著者 (2件)： 植英規 (福島工高専) ,  大内田優香 (福島工高専)
資料名： 品質工学  (Journal of Robust Quality Engineering Society)
巻： 28  号： 1  ページ： 28-34  発行年： 2020年02月01日 
JST資料番号： L3004A  ISSN： 2189-633X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高度なユーザ満足を与える製品を市場に出すためには,その使いやすさを定量的に評価する必要がある。そこで本研究は,マハラノビス-田口システムを用いて,生体情報から人間の感情的変数であるストレスを検出することを試みた。実験協力者5人に対して本手法を試した。単位空間に対し,安静状態を作ることを意図する4種のタスクを準備した。容積脈波と脳波のスペクトルから55の特徴項目が抽出され,さらにマハラノビス距離を見出した。本実験の結果,暗算によって引き起こされたストレス状態において,4つの安静タスク全部からの距離は大きかった。特性効果の分析から,容積脈波と脳波の知見に一致する傾向が観測された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *多変量解析 ,  *情報 ,  評価 ,  田口メソッド ,  品質工学 ,  生体計測 ,  *使用性 ,  距離 ,  脳波 ,  脈波 ,  特性要因図 ,  ストレス評価 ,  *生体情報 ,  *MTS法
準シソーラス用語： Mahalanobis距離 ,  *MTシステム法 ,  *使い易さ ,  定量的評価 ,  要因効果図

分類 (2件)： 統計的品質管理  (KB04030W) ,  マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (15件)：

• 日本人間工学会PIE 研究部会編,三宅晋司監修:商品開発・評価のための生理計測とデータ解析ノウハウ~生理指標の特徴,測り方,実験計画,データの解釈・評価方法~,エヌ・ティー・エス,(2017)
• 上野秀剛,石田響子,松田侑子,福嶋祥太,中道 上,大平雅雄,松本健一,岡田保紀:脳波を利用したソフトウェアユーザビリティの評価-異なるバージョン間における周波数成分の比較,ヒューマンインタフェース学会論文誌,10,2,(2008),pp.233-242.
• C. Beyts, C. Chaya, F. Dehrmann, S. James, K. Smart, J. Hort : A comparison of self-reported emotional and implicit responses to aromas inbeer,Food Quality and Preference,59,(2017),pp.68-80.
• 池田和子,佐藤眞知子,田端和人,鴨下隆志,矢野 宏:マハラノビスの距離によるジャケットの着心地の検討,品質工学,5,2,(1997),pp.51-58 .
• 森田十誉子:歯ブラシのかたさについての評価,品質工学,10,1,(2002),pp.54-59.

タイトルに関連する用語 (3件)： MTシステム ,  生体情報 ,  ストレス評価