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J-GLOBAL ID：202002272050306706   整理番号：20A1747395

トリプルネガティブ癌細胞に対する効率的なpH依存性薬物放出と抗癌可能性に対するチモキノン負荷多孔性PVP化Fe_3O_4ナノ構造の相乗効果【JST・京大機械翻訳】

Synergetic effects of thymoquinone-loaded porous PVPylated Fe₃O₄ nanostructures for efficient pH-dependent drug release and anticancer potential against triple-negative cancer cells

著者 (5件)： Kumar Selvaraj Rajesh (Department of Nanoscience and Technology, Bharathiar University, Coimbatore 641046, India. [e-mail]) ,  Thangam Ramar ,  Vivek Raju ,  Srinivasan Sivasubramanian ,  Ponpandian Nagamony
資料名： Nanoscale Advances  (Nanoscale Advances)
巻： 2  号： 8  ページ： 3209-3221  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5051A  ISSN： 2516-0230  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多孔性酸化鉄ナノ構造は,癌および多くの他の治療法ならびに最小毒性のためのナノキャリアとしてのそれらの潜在的な生物医学的応用により,ますます注目を集めている。Fe_3O_4ナノ粒子に負荷されたハーブ抗がん剤チモキノンは,癌治療に向けた解決策を提供すると想定されている。本研究の目的は,トリプルネガティブ乳癌(TNBC)細胞に対するチモキノン負荷PVP化Fe_3O_4磁性ナノ粒子(TQ-PVP-Fe_3O_4NP)の有効性を調べることであった。多孔質PVP化Fe_3O_4 NPを簡単なソルボサーマル法により調製し,一方,チモキノン薬物をナノ沈殿法により負荷した。Fourier変換赤外(FTIR)分光分析は,分子薬物負荷を確認し,表面形態観察はこれをさらに確認した。多孔質PVP化Fe_3O_4 NP上に吸着したチモキノン量を熱重量分析(TGA)によって研究した。TQ-PVP-Fe_3O_4 NPの正の表面電荷は,NPと癌(MDA-MB-231)細胞との相互作用を促進し,生物学的機能を増強する。さらに,TNBC細胞の細胞毒性,アポトーシス誘導,活性酸素種(ROS)発生,ミトコンドリア膜電位(ΔΨ_m)の変化を含むNPの抗癌能を評価した。TQ-PVP-Fe_3O_4NP処理細胞はROSレベルを効果的に増加させ,細胞アポトーシスを誘導した。この研究は,合成したTQ-PVP-Fe_3O_4 NPが,TNBC細胞でアポトーシスと関係した細胞死を誘導するため,細胞環境においてpHに依存した薬剤放出を示すことを示す。したがって,調製したTQ-PVP-Fe_3O_4 NPは抗癌療法のための適切な薬物製剤である可能性がある。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  酸化鉄 ,  抗腫瘍薬 ,  *腫瘍細胞 ,  *薬物放出 ,  *pH依存性 ,  細胞毒性 ,  *ナノ構造 ,  アポトーシス ,  ハーブ ,  FTIR分光法 ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： 癌治療 ,  ナノキャリア , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

物質索引 (1件)： チモキノン

タイトルに関連する用語 (9件)： 癌細胞 ,  pH依存性 ,  薬物放出 ,  癌 ,  可能性 ,  チモキノン ,  多孔性 ,  PVP ,  相乗効果