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J-GLOBAL ID:202002272119047875   整理番号:20A2731892

循環可溶性ST2は植込み型除細動器を有する重症心不全患者の全死因死亡率を予測する【JST・京大機械翻訳】

Circulating Soluble ST2 Predicts All-Cause Mortality in Severe Heart Failure Patients with an Implantable Cardioverter Defibrillator
著者 (16件):
資料名:
巻: 2020  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7690A  ISSN: 2090-8016  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景.心不全(HF)は全心血管イベントの終末期である。植込み型除細動器(ICD)治療は高リスクHF集団の間で死亡率を低下させるが,特定の因子が心臓装置移植後でさえ死亡率を予測できるかどうかを決定する必要がある。成長刺激発現遺伝子2(ST2)は,異なる臨床設定におけるHF患者層別化のための新たなバイオマーカーである。目的。本研究は,血清におけるベースライン可溶性ST2(sST2)レベルと,デバイス移植を伴うハイリスクHF患者の臨床転帰の間の関係を検討することを目的とした。【方法】2017年1月~2018年8月に,著者らは,心不全のためにICDを移植した継続患者を前向きに募集し,LVEF≦35%を推奨し,少なくとも1年の追跡調査で,基本特性,ベースライン血清sST2,およびNT-proBNPレベルを分析した。全死因死亡率は一次エンドポイントであった。結果:643日間の追跡調査の間,全死因死亡率は150例の患者のうちの16例(10.67%)で発生した。sST2レベルが34.98846ng/ml(16.00%対5.33%,[数式:原文を参照])の患者において,全死因死亡率の発生率が有意に増加した。モデル(年齢,性別,装置移植,突然死の防止,LVEDD,LVEF,WBCおよびCLBBB,hsTNT,病因およびeGFR)およびNT-proBNPと組み合わせたモデルを調整した後に,全死因死亡のリスクは,sST2のng/mlあたり,それぞれ2.5%および1.9%増加した。全死因死亡を予測するための最良のsST2カットオフは43.42671ng/ml(曲線下面積:0.72,感受性:0.69,特異性:0.69)であった。43.42671ng/ml以下のsST2レベルの患者と比較して,全死因死亡率のリスクは閾値以上の値(5.1%対21.2%,[数式:原文を参照])でより高かった。ST2レベル≧43.42671ng/mlは,全死因死亡率の独立した予測因子であった(HR:3.30[95%CI1.02~10.67])。年齢(HR:1.06[95%CI:1.01~1.12])と100当りのNT-proBNPの増加(HR:1.02[95%CI:1.01~1.03])もICD患者における全死因死亡率と関連していた。結論:sST2レベルは,全死因死亡率のリスクと関係し,43.43ng/mlの閾値は,ICD移植に推奨される重症心不全患者における全死因死亡率を予測する良好な識別性能を示した。ICD移植後でさえ,43.42671ng/ml以上のsST2レベルの患者は,注意深くモニターされるべきである。Copyright 2020 Zhi-wei Hou et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系疾患の治療一般  ,  循環系疾患の外科療法 
引用文献 (33件):

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