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J-GLOBAL ID:202002272138571218   整理番号:20A1200104

水和非晶質シリカまたはシリカゲルの摩耗材料による潤滑ではなく摩擦加熱による地震下滑り速度での石英岩石の弱化【JST・京大機械翻訳】

Weakening of quartz rocks at subseismic slip rates due to frictional heating, but not to lubrication by wear materials of hydrated amorphous silica or silica gel
著者 (7件):
資料名:
巻: 784  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0691A  ISSN: 0040-1951  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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0.1~10cm/sの地震下滑り速度における石英岩石の弱化機構を明らかにするために,1.5MPaの垂直応力と0.1~10cm/sの等価滑り速度(V_eq)において,2つの一連の回転剪断摩擦実験を実施した。1つは,バックグラウンド温度(T_BG)と大気を制御し,他は,滑り面またはガウジ層に隣接する無傷のアガートとシリカゲルのゴウジのモニタリング温度(T)に関するものである。V_eq=1cm/sにおける前者の実験では,室温T_BGでの酸塩試料は,非晶質摩耗材料の水和が妨げられた後者の場合には類似の定常状態摩擦係数(μ_ss=0.62~0.63)を示したが,T_BG=100°Cでの試料はμ_ss≒0.35に弱化した。高摩擦のスパイクとそれに続くT最大とその後の弱化は,強いアスペリティ接触における滑りが摩擦熱を誘起し,それが次に弱化をもたらすことを示唆した。これらの2つの摩擦実験の結果は,亜地震滑り速度における石英岩石の摩擦強度が温度によって制御されることを示している。それは,摩擦加熱によって増加するが,水和非晶質シリカまたはシリカゲルの摩耗材料によっては増加しない。石英の押込み強度は他の一般的な岩石形成鉱物のそれよりもはるかに高く,そのため,石英岩石中のアスペリティ接触において,他の岩石よりはるかに多くの摩擦熱が誘起される。これは,地震下滑り速度における石英岩石の弱化の原因となる可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 

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