抄録/ポイント：
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Ace2と形態形成(RAM)経路の調節は,ヒト真菌病原体Candida albicansの重要な調節ネットワークである。RAM経路の2つの最もよく研究された成分,NDR/LatsキナーゼCbk1とその推定基質,転写因子Ace2は,広範囲の表現型と機能を有する。しかし,これらの機能がCbk1によるAce2のリン酸化により特異的である。この問題に取り組むため,CBK1とACE2欠失変異体の転写プロファイルを最初に比較した。この分析は,その発現がCBK1とACE2の欠失により影響される多数の遺伝子のうち,それらの遺伝子の5.5%だけが調和的に調節されることを示す。また,著者らのデータは,Ace2が菌糸形態形成の間,直接または間接的に大きなセットの遺伝子を抑制することを示唆する。第2に,Cbk1リン酸化部位でアラニン変異を有するACE2対立遺伝子を含む株を作成した。これらace2変異体の表現型および転写分析は,Saccharomyces cerevisiaeのように,Cbk1調節がAce2の娘細胞局在性および酵母相増殖中の細胞分離に重要であることを示す。対照的に,Ace2のCbk1リン酸化は,C.albicansの酵母-菌糸転移においてマイナーな役割を果す。しかし,Cbk1-Ace2軸の新しい機能を発見した。特に,Ace2のCbk1リン酸化は,菌糸から酵母への移行を妨げる。著者らの知る限り,これはC.albicansの菌糸から酵母への移行の最初の調節因子の1つである。最後に,C.albicansにおける菌糸形態形成の調節におけるCbk1の役割に対する統合モデルを示した。IMPORTANCは,Ace2と形態形成(RAM)経路の調節が,C.albicansの病理生物学の多くの側面で役割を果たす重要な調節ネットワークである。この経路の転写効果の特性化に加えて,著者らは重要なRAM経路調節因子-エフェクター対であるCbk1とAce2がRAM経路の全体的な機能の特定のセットを仲介することを発見した。また,Cbk1-Ace2軸の新しい機能を発見した:菌糸-酵母転移の抑制。この転移の非常に少数の調節因子が記述され,我々のデータは菌糸形態形成の維持がCbk1調節Ace2による酵母増殖の抑制を必要とすることを示す。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
