文献

J-GLOBAL ID：202002272267738983   整理番号：20A0229053

慢性肝疾患患者における肝細胞癌のMRIに基づく危険因子:前向き観察研究【JST・京大機械翻訳】

MRI-based risk factors of hepatocellular carcinoma in patients with chronic liver disease: A prospective observational study

著者 (7件)： Shimizu Tatsuya (Department of Radiology, University of Yamanashi, Yamanashi, Japan) ,  Motosugi Utaroh (Department of Radiology, University of Yamanashi, Yamanashi, Japan) ,  Komatsu Nobutoshi (First Department of Internal Medicine, University of Yamanashi, Yamanashi, Japan) ,  Ichikawa Shintaro (Department of Radiology, University of Yamanashi, Yamanashi, Japan) ,  Inoue Taisuke (First Department of Internal Medicine, University of Yamanashi, Yamanashi, Japan) ,  Onishi Hiroshi (Department of Radiology, University of Yamanashi, Yamanashi, Japan) ,  Enomoto Nobuyuki (First Department of Internal Medicine, University of Yamanashi, Yamanashi, Japan)
資料名： Journal of Magnetic Resonance Imaging  (Journal of Magnetic Resonance Imaging)
巻： 51  号： 2  ページ： 389-396  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2648A  ISSN： 1053-1807  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:MRエラストグラフィによる肝胆道相(HBP)低強度結節を含むMRベースの計量は,慢性肝疾患患者における肝細胞癌(HCC)発症のリスクを層別化するための有用なマーカーである。しかし,それらの有用性を明らかにするためには前向き研究が必要である。目的:慢性肝疾患患者におけるHCC発生のリスク分析を行い,MRに基づくバイオマーカーに焦点を当てた。研究TYPE:前向き。対象:連続110人の肝硬変患者(61人の男性,49人の女性)が,包含基準に適合したHCCの既往のない患者(男性61人,女性49人)を対象とした。フィールドSTRENGTH/シーケンス:3T/3D勾配エコーT_1強調画像とMRエラストグラフィ。評価:患者はHCCスクリーニングのためにMRIを受け,3か月毎に追跡調査を行った。一次エンドポイントは,高血管HCCの発生であった。患者は,APHEのないHBP低血圧結節の存在に従って分類された(肝臓に存在する場合,患者は非清浄肝臓群に分類された),MRエラストグラフィ(ソフト肝臓,<4.0kPa;硬い肝臓,≧4.0kPa)について初期検査で分類された。統計的試験:リスク因子を単変量および多変量Cox回帰モデルにおいて同定した。HCC発生の発生率をKaplan-Meier法を用いて評価した。結果:患者は,清潔な肝臓(n=76)と非清浄な肝臓群(n=34)に分類され,軟部組織(n=53)と剛性肝臓群(n=45)に分類された。追跡調査期間(中央値,21.0か月)の間,16人の患者は,高血管性HCCを発症した。非清浄肝臓群の患者は,清潔肝群の患者より高い血管HCCの発生率が高かった(3年のHCC発生率:それぞれ,50.4%と5.7%;P<0.05)。非清浄肝臓は,高血管性HCC発生と独立して関連していた(ハザード比,18.75;95%信頼区間,4.83~128.63;P<0.0001)。しかし,硬い肝臓は(1.91;0.66~6.23;P=0.23)ではなかった。結論:gadoxic酸増強MR画像で観察されたAPHEのないHBP低血圧結節は,慢性肝疾患患者における高血管HCCのその後の発生の強い指標である。Evidenceのレベル:2つの技術的有効性段階:5つのJ.Magn。レソン。2020;51:389-396。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 剛性 ,  スクリーニング ,  リスク分析 ,  前向きコホート研究 ,  *肝細胞癌 ,  回帰モデル ,  信頼区間 ,  *危険因子 ,  軟部組織 ,  三次元 ,  バイオマーカー ,  層別 ,  NMRイメージング ,  血管 ,  肝硬変

著者キーワード (6件)： 磁気共鳴イメージング ,  肝臓 ,  肝細胞癌 ,  リスク分析 ,  ガドキセト酸 ,  磁気共鳴エラストグラフィ

分類 (4件)： 生体計測  (EL03020C) ,  消化器の疾患  (GH03000W) ,  消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  医用画像処理  (JE04020T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 慢性肝疾患 ,  患者 ,  肝細胞癌 ,  MRI ,  危険因子 ,  観察 ,  研究