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J-GLOBAL ID:202002272566623389   整理番号:20A0975880

細胞外マトリックス親和性の付与は関節リウマチのマウスモデルにおける抗TNF-α抗体の局所治療効果を増強する【JST・京大機械翻訳】

Conferring extracellular matrix affinity enhances local therapeutic efficacy of anti-TNF-α antibody in a murine model of rheumatoid arthritis
著者 (11件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1-10  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7412A  ISSN: 1478-6362  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多くの関節リウマチ(RA)患者における疾患はしばしば1つまたは2,3の関節に限られているが,抗腫瘍壊死因子-α抗体(α-TNF)を含む現在承認された薬物は全身的に注入されている。α-TNF全身注射は典型的にRAを治癒させず,治療関連有害事象のリスクを含むことから,治療効果を増強し,α-TNF全身曝露を減少させる一つの可能なアプローチは局所投与後の関節炎関節における抗体を保持することである。本研究の目的は,RAモデルにおけるα-TNF抗体に対する細胞外マトリックス(ECM)結合親和性を付与するアプローチを評価することであった。α-TNFは胎盤成長因子2(PlGF-2123-144)由来の有望なECM結合ペプチドと化学的に共役した。ECM蛋白質に対するPlGF-2123-1,4-共役α-TNF(PlGF-2123-1,4-α-TNF)の結合活性を,ELISAおよびヒト軟骨標本上での免疫染色により評価した。抗体機能に及ぼす抱合の影響を,破骨細胞分化に対する中和活性として評価した。マウスにおけるコラーゲン抗体誘発関節炎(CAIA)モデルにおいて,PlGF-2123-134-α-TNFの注入部位における保持と治療効果を試験した。PlGF-2123-144ペプチド結合は,抗原認識の障害なしにECM蛋白質に親和性を有するα-TNFを与えた。CAIAモデルの足に局所的に注入されたPlGF-2123-134-α-TNFは注入部位で少なくとも96時間保持されたが,非修飾α-TNFは注入後急速に分散した。非修飾α-TNFによる局所治療は,アイソタイプ対照と比較して関節炎スコアを抑制しなかった。対照的に,PlGF-2123-134-α-TNFの局所投与は,1000×低用量でも,治療した足において関節炎発生をほぼ完全に抑制した。これらのデータは関節炎関節におけるα-TNFの保持が関節炎発生を抑制し,治療効果を増強することを示す。ECM結合ペプチド共役のこの簡単なバイオエンジニアリングアプローチは,RAを治療するための強力で臨床的な翻訳アプローチを提供する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療  ,  運動器系疾患の薬物療法 
引用文献 (31件):
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