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J-GLOBAL ID:202002272572685944   整理番号:20A0077560

拡散秩序NMR分光法によるバイオマス熱分解油のキャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Characterization of Biomass Pyrolysis Oils by Diffusion Ordered NMR Spectroscopy
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 24  ページ: 19951-19960  発行年: 2019年 
JST資料番号: W5047A  ISSN: 2168-0485  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くの官能基を含む多数の化合物の複雑な混合物であり,大きな分子量範囲を有するので,バイオマス熱分解油(バイオオイル)の完全な化学的特性化は困難である。ガスクロマトグラフィーはバイオオイルの揮発性部分の化学組成を詳細に調べるための非常に効果的な方法であるが,より高い分子量部分の化学的特性化は依然として困難である。NMRを用いてバイオオイルの化学構造のより広い描像を得るための進歩がなされているが,種々の官能基または化学クラスが分子上に分布している方法はしばしば以前の面倒な分離を必要とする。ここでは,500,600,および700°Cの温度でスイッチグラスから製造された3つのバイオマス熱分解油に拡散規則化1H NMRを適用した。拡散NMRはそれらの分子拡散率に基づいて分解された1H NMRスペクトルのプロットを提供し,それは化合物の分子量を推定するために用いることができる。さらに,拡散NMR実験からの相対信号強度の定量化により,種々の官能基が推定分子量範囲にわたってどのように分布するかを比較することができた。本研究において,拡散NMRはこれらのバイオオイルの詳細な比較を提供した。炭水化物は主に単糖類,二糖類,三糖類として存在するが,それらの相対比率は温度依存性であることを明らかにした。また,500及び600°C試料中の芳香族化合物は主に熱分解リグニンから成り,その大部分は二量体又は三量体フェノール単位として存在することを示した。対照的に,700°C試料は,2つまたは3つの環を含む多環芳香族炭化水素(PAH)から成ることが示されたが,8つの環までのPAHsが存在する可能性があった。本論文では,拡散NMRにより得られた定量的化学情報に基づく3つのバイオオイルの詳細な比較を示した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  木材化学  ,  資源回収利用  ,  高分子の分解,劣化 
タイトルに関連する用語 (5件):
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