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J-GLOBAL ID：202002272588423885   整理番号：20A0002809

平成30年における重要なエネルギー関係事項 II エネルギー資源の利用技術の進展と研究動向 2 石炭 2.4 石炭のガス化・熱分解

著者 (1件)： 安田肇 (産業技術総合研)
資料名： 日本エネルギー学会機関誌  (Enermix)
巻： 98  号： 5  ページ： 511-514  発行年： 2019年09月20日 
JST資料番号： F1934A  ISSN： 2432-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・溶融スラグ表面に付着したチャー粒子の物理的な断片化と反応性の関係を調べるため,石炭化度の異なる三炭種および石油コークスの1300°C熱分解チャーを,高温加熱顕微鏡に置いた石炭灰上で加熱しC0₂ガス化した研究を紹介。
・金属酸化物等の化学物質を介して燃料を酸化する燃焼やガス化で,各種の媒体物質や時にCCUSも含む各種プロセス構成を想定したガス化に関する実験や数値シミュレーション等の報告を紹介。
・地下ガス化に関し,石炭の部分酸化や一般的な熱供給ではなく外部から電気的エネルギーを導入する手法や,CaループによるCO₂分離回収,水素化熱分解等に関する報告を紹介。
・水蒸気ガス化におけるNaおよびCaの触媒効果を調べるため,酸洗浄-イオン交換担持したチャーの流動層ガス化を行った研究を紹介。

シソーラス用語： 溶融スラグ ,  *チャー ,  石炭化度 ,  石油コークス ,  熱分解 ,  二酸化炭素 ,  *ガス化 ,  地下ガス化法 ,  ナトリウム ,  カルシウム ,  *石炭ガス化
準シソーラス用語： 石炭地下ガス化 ,  水蒸気ガス化 ,  触媒効果

分類 (1件)： 各種有機化合物の製造  (YD02000V)

タイトルに関連する用語 (8件)： エネルギー ,  エネルギー資源 ,  進展 ,  研究 ,  動向 ,  石炭 ,  ガス化 ,  熱分解