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J-GLOBAL ID:202002272632013206   整理番号:20A0572677

バイオマスの化学ルーピング燃焼における酸素キャリア鋼転炉スラグと鉄ミルスケールとのカリウム灰の相互作用 モデル化合物を用いた実験的評価【JST・京大機械翻訳】

Potassium Ash Interactions with Oxygen Carriers Steel Converter Slag and Iron Mill Scale in Chemical-Looping Combustion of Biomass-Experimental Evaluation Using Model Compounds
著者 (6件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 2304-2314  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0805B  ISSN: 0887-0624  CODEN: ENFUEM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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化学ループ燃焼(CLC)は,固体酸素キャリアが燃料を変換するために使用される燃焼技術である。酸素キャリアは空気中で酸化され,続いて燃料と反応する分離反応器に移される。生成したCO2は空気成分から本質的に分離され,CLCは炭素捕捉と貯蔵(CCS)の有望な技術である。CCS(バイオエネルギーCCS;BECCS)と組み合わせたバイオマスのCLCは,負のCO2排出を発生させる方法であり,気候変動緩和にとって興味深い。灰と酸素キャリアの間の望ましくない化学反応は,バイオマス灰の反応性のためにBECCSにおける課題である。本論文では,CLC:製鉄所スケール(Gloedskal B)と鋼転炉スラグ(LD-スラグ)において望ましい燃料転換特性を示した2つの低コスト鋼産業副産物を調べた。還元雰囲気におけるカリウム灰モデル化合物(KCl,K_2CO_3,K_2SO_4,およびKH_2PO_4)とのそれらの相互作用を研究した。酸素キャリアとカリウム塩の混合物は,850°Cで実験室規模の固定床反応器中でCOと水蒸気中で6時間還元された。還元試料をSEM/EDSとXRDで分析した。還元と酸化中の混合物の反応性も熱重量分析(TGA)により調べた。K_2CO_3は,Gloedskalの還元に対する反応速度を増加させ,LD-スラグの反応性を阻害した。KH_2PO_4は,Gloedskalによる見かけの低融点を有するK-P-Fe成分を形成し,凝集を引き起こし,TGAにおける還元/酸化速度を減少させた。KH_2PO_4は,凝集を引き起こすLD-スラグによって明らかに高い融解温度によって,K-P-Ca成分をつくった。しかし,減少比率は影響を受けなかった。研究は,鉄ミルスケールとLDスラグが,カリウム灰相互作用に基づくCLCのための酸素キャリアとして排除されなければならないことを示唆する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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燃焼一般  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
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