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J-GLOBAL ID:202002272652802638   整理番号:20A0590767

毒性ルチンに対するバッタOedaleus asiaticus(直翅類:バッタ科)の表現型およびトランスクリプトーム応答【JST・京大機械翻訳】

Phenotypic and Transcriptomic Response of the Grasshopper Oedaleus asiaticus (Orthoptera: Acrididae) to Toxic Rutin
著者 (5件):
資料名:
巻: 11  ページ: 52  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7093A  ISSN: 1664-042X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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広く分布する植物化学的フラボノイドであるルチンは害虫防除に利用できる。本研究では,摂食実験とトランスクリプトーム解析を用いて,生体異物ルチンを与えられたバッタOedaleus asiaticus Bey-Bienkoの成長性能を研究した。O.asiaticusは,生体異物ルチンを与えたとき,体サイズの減少,生存率の低下,および成長能力の低下を示した。ルチン給餌若虫は,遺伝子発現プロファイルにおいて大きな変異を有し,合計308の遺伝子が有意に上方制御され,287の遺伝子が下方制御された。アップレギュレーションされた遺伝子は,ストレス耐性,免疫,および解毒関連生物学的過程,およびGenおよびゲノム(KEGG)経路の京都エンシクロペジアにおいて有意に濃縮されていた。ダウンレギュレーションされた遺伝子は主にクチクラ生合成と栄養代謝関連経路を含んでいた。15の候補遺伝子の定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR)分析もトランスクリプトームデータと一致する結果を生み出した。これらの結果は,O.asiaticusが生体異物ルチンに供給されたとき,生合成と栄養代謝に対するバッタの能力が減少し,ストレス耐性と毒性物質への代謝能力が有意に誘導されたことを示唆した。植物毒素としてのルチンは,O.asiaticusに対する遺伝子発現プロファイルの有害な影響と誘導変化を有していた。本研究は分子基盤を提供し,ルチン関連殺虫剤の開発のための将来の機会とバッタ防除へのそれらの応用を提供することができる。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 
引用文献 (61件):

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