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J-GLOBAL ID:202002272687811456   整理番号:20A2495076

金融危機とSDGsの達成:調整された多次元貧困アプローチ

Financial crises and the attainment of the SDGs: an adjusted multidimensional poverty approach
著者 (3件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1683-1698  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1602A  ISSN: 1862-4065  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,貧困の根絶の持続可能な発展目標に及ぼす金融危機の影響を分析する。そのため,収入,基本的ニーズ,健康,教育,環境に関連する重要な貧困側面を横断する15の指標を含む調整多次元貧困フレームワーク(MPF)を開発した。次に,1980~2015年の期間の150カ国におけるこれらの指標に対する金融危機の影響の調査を可能にする計量経済モデルを使用した。著者らの分析は,貧困の複数の社会的,経済的および環境的側面に関する金融危機の影響に関する新しい推定を生み出し,これらの側面間の等しく重要な動的結合を捉えた。このように,現在の債務ダイナミクスが多次元的貧困に与える潜在的な影響のよりよい理解を提供し,貧困撲滅という目標を達成するためには,SDG1の枠を超えて行動する必要があることを示した。著者らの結果は,多くの低所得国が経験する現在の財政的苦痛が,貧困低減においてこれまで行われた進歩を逆転させるかもしれないことを示した。金融危機は,低所得国では,約10%の極端な貧困の増加を伴うことが分かった。影響は,いくつかの他の貧困側面においてさらに強かった。例えば,危機は,低所得国において17.72%の教育における政府支出の平均減少となる。多くの多次元貧困指標間の動的リンクは,財政危機ショックがあるならば,貧困に関連する多くのSDGに対する負のドミノ効果の警告となる。そのようなドミノ効果を先取りして回避するために,協調的な政策を通じた長期的な債務の持続可能性の達成に関する具体的なSDG目標17.4は重要な役割を果たしており,国際社会の緊急の関心を必要としている。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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