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J-GLOBAL ID:202002272725728303   整理番号:20A2577850

マイクロアレイとバイオインフォマティクスによる結腸直腸癌関連マイクロRNA-mRNA調節ネットワークの確立【JST・京大機械翻訳】

Establishment of a Colorectal Cancer-Related MicroRNA-mRNA Regulatory Network by Microarray and Bioinformatics
著者 (14件):
資料名:
巻: 11  ページ: 560186  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7071A  ISSN: 1664-8021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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結腸直腸癌(CRC)は,高い罹患率と死亡率を有する最も悪性の癌のうちの1つである。マイクロRNA(miRNAs)は,mRNAへの結合により生物学的過程に影響する小さな非コードRNAであり,それらの発現を調節し,miRNA調節不全を含む後成的変化はCRC発生に有意に関与する。CRCに及ぼすmiRNA-mRNAネットワークの影響を決定することは,新規治療標的および予後バイオマーカーの開発,および生存の改善に役立つ可能性がある。本研究では,マイクロアレイアッセイを用いて,CRCおよび隣接正常組織における特異的に発現したmiRNA(DE miRNA)およびmRNA(DE mRNA)をスクリーニングした。検出された遺伝子の中で,42のmiRNAと142のmRNAがCRCにおいて有意に上方制御されたが,23のmiRNAと279のmRNAは,有意に下方制御された。DE miRNAと抗発現DE mRNAの予測標的の重複を通して,CRCにおけるDE miRNAとDE mRNAのネットワークを確立した。さらに,DE miRNAs,機能的アノテーションおよび経路分析,安定なサブネットワークマイニング,およびハブ遺伝子の決定によって標的化されたDE mRNAの蛋白質-蛋白質相互作用ネットワークの形成が,CRC増殖を調節するためにDE miRNAおよびDE mRNAにより使用される可能性のある機構を提供した。最後に,ハブ遺伝子の発現および予後の可能性の検証は,上記の結果をさらに支持し,CCL-28,GPR15,PNOC,NUSAP1およびそれらの相互作用miRNAが,CRC患者の予後に対する潜在的兆候であることを示した。まとめると,著者らはCRCを標的とするマイクロアレイ結果に基づいてmiRNA-mRNA調節ネットワークを成功裏に確立し,これらの知見はCRC増殖に用いられる機構を明らかにし,CRCの予後と治療に対するmiRNA関連シグネチャを同定した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 
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