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J-GLOBAL ID:202002272812854243   整理番号:20A0215079

潜在的な薬剤効果を有するダニ唾液からの多機能蛋白質,SALP15【JST・京大機械翻訳】

Salp15, a Multifunctional Protein From Tick Saliva With Potential Pharmaceutical Effects
著者 (29件):
資料名:
巻: 10  ページ: 3067  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Ixodesダニはライム病を含む多くの人畜共通感染症の主要なベクターである。ダニは,宿主の血液を摂食しながら,哺乳類の宿主に直接唾液を分泌する。この作用は宿主免疫と凝固を調節するのに役立ち,その結果,それらの宿主へのダニの付着と供給を可能にする。ダニ唾液の最も広く研究されている成分の1つはSalp15である。研究は,この蛋白質がTリンパ球の表面上のCD4分子に特異的に結合し,TCR仲介シグナル伝達を妨害し,CD4+T細胞活性化と増殖を阻害し,インターロイキン2(IL-2)の分泌を阻害することを示した。Salp15はまた,調節性T細胞におけるCD73の発現を上方制御するために,樹状細胞特異的細胞間接着分子-3-グラビング非インテグリン(DC-SIGN)に特異的に結合する。まとめると,これらの知見はこの唾液蛋白質を一連の治療応用の可能性のある候補とする。ここでは,Salp15の現在の理解と疾患治療に使用される可能性のある機構について議論する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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感染免疫  ,  免疫反応一般 
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