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J-GLOBAL ID：202002272919639417   整理番号：20A0568467

RNA結合蛋白質YRA1の機能的複雑性:mRNA生合成,ゲノム安定性およびDSB修復【JST・京大機械翻訳】

The functional complexity of the RNA-binding protein Yra1: mRNA biogenesis, genome stability and DSB repair

著者 (2件)： Infantino Valentina (Department of Cell Biology, University of Geneva, Geneva, Switzerland) ,  Stutz Francoise (Department of Cell Biology, University of Geneva, Geneva, Switzerland)
資料名： Current Genetics  (Current Genetics)
巻： 66  号： 1  ページ： 63-71  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0985A  ISSN： 0172-8083  CODEN： CUGED5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： mRNA輸出アダプターYra1はS.cerevisiaeで必須であり,酵母からヒト(ALY/REF)まで保存されている。それは転写伸長,3′プロセシングおよびmRNA輸出の間のその機能について良く特性化されている。最近,Yra1の過剰発現がDNA:RNAハイブリッド安定化を介してDNA二重Strand Breakを引き起こし,Yra1枯渇がDSB修復に影響することを示す異なる研究がYra1とゲノム安定性を結びつけた。しかしながら,Yra1がゲノム安定性維持に寄与する機構は完全には理解されていない。興味深いことに,著者らの結果は,Yra1 Cボックスドメインが,広範な切除後にHOによって誘発された修復不能DSBへのYra1動員に必要であることを示し,HO誘導修復可能なDSBを修復することが必須であることを示した。さらに,Yra1のCボックスドメインは相同組換えを介してDSB修復において重要な役割を果たすが,非相同末端結合を介してはしないと定義した。将来の研究は,Yra1がこの過程に重要なYra1パートナーを探索することによりDSB修復に寄与する機構を解読することを目的としている。本レビューでは,Yra1蛋白質の機能的複雑性に焦点を当て,mRNA生合成におけるその役割を要約するだけでなく,S.cerevisiaeにおけるDNA:RNAハイブリッド安定化またはDNA二本鎖切断修復のどちらかを通してのゲノム完全性における自己調節と意味を強調した。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *mRNA ,  アダプタ ,  自己調節 ,  *タンパク質 ,  *生合成 ,  *RNA【核酸】 ,  相同組換 ,  二本鎖DNA切断 ,  ヒト ,  DNA【核酸】 ,  *ゲノム ,  *RNA結合タンパク質 ,  キャラクタリゼーション ,  完全性 ,  酵母

著者キーワード (7件)： YRA1 ,  ALY ,  転写 ,  mRNA生合成 ,  ゲノム安定性 ,  Rループ ,  二本鎖切断(DSB)修復

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： RNA結合蛋白質 ,  複雑性 ,  mRNA ,  生合成 ,  ゲノム安定性 ,  DSB修復