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J-GLOBAL ID：202002272965876593   整理番号：20A1334004

からみ合高分子液体の輸送現象に関するレビュー

A Review on Transport Phenomena of Entangled Polymeric Liquids

著者 (1件)： Sato Takeshi (Department of Chemical Engineering, Graduate School of Engineering, Kyoto University)
資料名： 日本レオロジー学会誌  (Journal of the Society of Rheology, Japan)
巻： 48  号： 1  ページ： 1-14(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： Z0961A  ISSN： 0387-1533  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本レビュー論文では,からみ合高分子液体の輸送現象に焦点を当てる。輸送現象の研究は,質量,運動量およびエネルギーの輸送を扱う化学工学における基本的分野のひとつである。Newton流体の流れのような単純な輸送の場合には,輸送現象の方法論は確立されている。しかし,粘弾性液体の例であるからみ合高分子液体の場合には様々な時間と長さのスケールが関係するため,様々な問題が残されている。本レビュー論文では,異なる時間と長さのスケールに関する問題および異なるスケールを結びつけるマルチスケール問題のためにからみ合高分子液体の研究を要約する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 高分子溶液 ,  融解高分子 ,  *レオロジー ,  からみ合 ,  輸送現象 ,  高分子 ,  計算機シミュレーション ,  粘弾性流体 ,  非Newton流体 ,  物質収支 ,  収支 ,  運動量 ,  理論 ,  構成モデル ,  シミュレーションモデル ,  マルチスケールシミュレーション ,  *高分子レオロジー ,  分子動力学シミュレーション ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： Mead-Larson-Doiモデル ,  からみ合高分子 ,  スリップリンクモデル ,  チューブ理論 ,  運動量収支 ,  高分子液体 ,  高分子融液

著者キーワード (3件)： 輸送現象 ,  高分子レオロジー ,  マルチスケールシミュレーション

分類 (1件)： 高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

引用文献 (154件)：

• 1) Rubinstein M, Colby RH, “Polymer Physics”, (2003), Oxford University Press.
• 2) Bird RB, Stewart WE, Lightfoot EN, “<i>Transport Phenomena</i>”, 2nd ed, (2006), John Wiley & Sons, Inc.
• 3) Larson RG, “Constitutive Equations for Polymer Melts and Solutions”, (1988), Butterworths Series in Chemical Engineering.
• 4) Ferry JD, “<i>Viscoelastic Properties of Polymers</i>”, 3rd ed, (1980), John Wiley & Sons, Inc.
• 5) Kremer K, Grest GS, J Chem Phys, 92, 5057 (1990).

タイトルに関連する用語 (4件)： からみ合 ,  分子液体 ,  輸送現象 ,  レビュー