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J-GLOBAL ID：202002273007839024   整理番号：20A1172085

内側前頭皮質におけるニューロン安定性は意思決定における個々の可変性を設定する【JST・京大機械翻訳】

Neuronal stability in medial frontal cortex sets individual variability in decision-making

著者 (5件)： Kurikawa Tomoki (Laboratory for Neural Coding and Brain Computing, RIKEN Center for Brain Science, Wako, Japan) ,  Haga Tatsuya (Laboratory for Neural Coding and Brain Computing, RIKEN Center for Brain Science, Wako, Japan) ,  Handa Takashi (Department of Behavior and Brain Organization, Research Center Caesar, Bonn, Germany) ,  Harukuni Rie (Laboratory for Neural Coding and Brain Computing, RIKEN Center for Brain Science, Wako, Japan) ,  Fukai Tomoki (Laboratory for Neural Coding and Brain Computing, RIKEN Center for Brain Science, Wako, Japan)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 21  号： 12  ページ： 1764-1773  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脳において,意思決定は専用の神経回路において即時化される。しかし,特に不確実性の下では,意思決定行動にかなりの個々の変動がある。これらの保存された神経回路内の決定変動の起源は知られていない。ここでは,個々の変動性がニューロン集団における安定性の変化の結果であることをラット内側前頭皮質(MFC)で示した。感覚誘導選択課題において,身近な刺激で訓練されたラットは,未知の刺激にさらされ,個人にわたって可変的な選択応答をもたらした。著者らは,MFCニューロンにおける可変性の源を調べるために,再発ネットワークモデルを作成し,神経母集団軌跡の景観が,異なる未知の刺激にわたる選択変動性を説明することを見出した。著者らは実験的にモデル予測を確認し,ニューロン活動指標における試行毎の変動性が景観を指標とし,個々の変動を予測することを示した。これらの結果は,神経安定性が意思決定における個々の変化を支えるMFC神経動力学の重要な要素であることを示す。行動応答は個体間でかなり異なる。Kurikawaらは,意思決定における個々の分散の観測されたスペクトルが内側前頭皮質の神経動力学から出現することを実験的および計算的に示した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature America, Inc. 2018 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *意思決定 ,  不確実性 ,  *ニューロン ,  ラット ,  スペクトル ,  母集団 ,  神経活動 ,  行動反応 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： ネットワークモデル ,  *内側前頭皮質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 内側 ,  前頭皮質 ,  ニューロン ,  安定性 ,  意思決定 ,  可変性