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J-GLOBAL ID：202002273074905639   整理番号：20A0791775

噴火雲の熱的構造に対する代理としての磁硫鉄鉱酸化:日本,浅間および桜島火山のプリニアンおよびブルカリアン噴火の比較研究【JST・京大機械翻訳】

Pyrrhotite oxidation as a proxy for thermal structure of eruption clouds: A comparative study of Plinian and Vulcanian eruptions of Asama and Sakurajima volcanoes, Japan

著者 (1件)： Matsumoto Keiko (Geological Survey of Japan, AIST, Central 7, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8567, Japan)
資料名： Journal of Volcanology and Geothermal Research  (Journal of Volcanology and Geothermal Research)
巻： 392  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0770B  ISSN： 0377-0273  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空気のエントレインメントによる火山噴火雲の熱膨張はその挙動の主要な制御である。噴火雲における火砕流の酸化は,その発達の間の空気連行と熱不均衡の程度の指標となり得る。ここでは,AsamaとSak島火山の4つの安山岩質火砕噴火における硫化鉱物(磁硫鉄鉱)の酸化組織を研究し,PlinianとVulcanian噴火柱の空気連行と熱非平衡過程の間のコントラストを強調した。酸化磁硫鉄鉱結晶は,これらの4つのPlinianとVulcanian噴火の軽石降下堆積物中に一般的に見られたが,磁硫鉄鉱結晶の成分割合と酸化度における有意差が,PlinianとVulcanian生成物の間で見出された。Asama1783とSakuraima1914のPlinian軽石堆積物における酸化磁硫鉄鉱結晶の割合が大きいことは,Plinian噴火の熱保持が,大気のエントレインメントと雲の膨張の間に高温で噴火雲の軽石を保つことを示す。対照的に,軽石クラストの急速な熱平衡とVulcanian噴火の短寿命エピソード放出は,噴火雲中の軽石の温度を急速に低下させた。これは磁硫鉄鉱結晶が噴火雲内の温度発達の指標となる可能性があることを示唆しており,火砕と空気連行の熱不平衡の過程を反映している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *酸化 ,  火砕流 ,  *磁硫鉄鉱 ,  熱的構造 ,  熱平衡 ,  コントラスト ,  堆積物 ,  熱膨張 ,  非平衡状態 ,  高温 ,  軽石 ,  *噴火活動 ,  安山岩 ,  *火山 ,  空気連行

著者キーワード (6件)： 磁硫鉄鉱 ,  酸化 ,  噴火雲 ,  空気 ,  浅間火山 ,  桜島火山

分類 (2件)： 火山地質学一般  (DE07070L) ,  地球熱学,火山物理学  (DC03070D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 噴火 ,  雲 ,  熱的構造 ,  磁硫鉄鉱 ,  酸化 ,  日本 ,  桜島火山 ,  研究