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J-GLOBAL ID：202002273239426791   整理番号：20A0321247

熱可塑性CFRPのレーザ接合技術の開発

Development of Laser Heat Fusion Technology for CFRTP

著者 (3件)： 奥村航 (石川県工試) ,  廣崎憲一 (石川県工試) ,  森大介 (石川県工試)
資料名： 石川県工業試験場研究報告  (Report of the Industrial Research Institute of Ishikawa)
号： 67  ページ： 1-4  発行年： 2018年12月25日 
JST資料番号： F0740A  ISSN： 0289-8934  CODEN： IKSHE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱可塑性CFRP同士をレーザ加熱で接合する技術の開発を行った。まず,一方の熱可塑性CFRP試料に突起を成形する。次に,レーザ光をその突起部分に照射し,突起を溶融させる。最後に溶融している突起部分と他方の熱可塑性CFRPを圧着することで熱可塑性CFRP同士の接合をした。サーモビュアでレーザ光照射時の突起の温度を測定すると共に,引張せん断接着強さ試験により接合強度を評価した。その結果,突起の温度がマトリックス樹脂融点の約30°C上の温度で最大接合強度となることが判明した。また,2本の突起を平行にしたものと1本の突起をジグザグにしたものの接合強度を比較した結果,突起をジグザグに配置した試料では約3倍の接合強度が得られた。また,レーザ光の照射方法を試料移動方式とガルバノミラー方式で接合した試料の接合強度を比較した結果,ガルバノミラー方式で接合した試料で約2倍の接合強度が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  *接合 ,  *レーザ加熱 ,  技術開発 ,  *突起部 ,  *ナイロン6 ,  エンドミル ,  切削 ,  レーザ照射 ,  融解 ,  走査 ,  移送装置 ,  *反射鏡 ,  付着 ,  直接剪断試験 ,  *付着強さ ,  温度 ,  配置設計
準シソーラス用語： *ガルバノミラー ,  *ポリアミド6 ,  圧着 ,  切削加工 ,  接合強度 ,  走査法 ,  *炭素繊維強化熱可塑性プラスチック ,  溶接温度

分類 (6件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  接合部  (HD03080V) ,  レーザの応用  (BD04100V) ,  機械加工,仕上げ一般  (YH04111G) ,  ポリアミド  (YH07080A) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J)

引用文献 (1件)：

• JIS K6850:1999 接着剤-剛性被着剤の引張せん断接着強さ試験方法.

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱可塑性 ,  CFRP ,  レーザ接合 ,  開発