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J-GLOBAL ID:202002273252204693   整理番号:20A0746441

亜硫酸水素塩の比色およびレシオメトリック蛍光プローブとしてのクルクミンの二ふっ化ホウ素錯体のスクリーニングと応用【JST・京大機械翻訳】

Screening and application of boron difluoride complexes of curcumin as colorimetric and ratiometric fluorescent probes for bisulfite
著者 (9件):
資料名:
巻: 12  号: 11  ページ: 1514-1521  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ユニークなD-π-A-π-D構造を有するクルクミン(Cur)とそのジフルオロホウ素錯体を,認識部位としてβ-ジケトンまたはフェノール性ヒドロキシル基を有する蛍光プローブを構築するためのフルオロフォアとして用いることができた。α,β-不飽和ケトンを潜在的Michael受容体として,Curとその4つの誘導体を水溶液中のシアン化物,硫化水素,次亜塩素酸塩および亜硫酸水素塩に対するそれらの応答に対してスクリーニングした。ジフルオロホウ素クルクミン(Cur-BF_2)とジフルオロホウ素ジメチル化クルクミン(Cur-Me-BF_2)だけが,青色またはピンクから無色への色変化に沿って,亜硫酸水素塩に選択的に応答することがわかった。蛍光強度比I_485/I_750またはI_490/I_610と亜硫酸水素塩の濃度の間に良好な直線関係が観察された。次に,検出限界は,Cur-BF_2およびCur-Me-BF_2に対して,それぞれ,5.22ppbおよび12.48ppbであると決定された。センシング機構は,ジフルオロホウ素錯体化α,β-不飽和ケトンへの亜硫酸水素塩の添加に起因し,1H NMR分光法とHRMSにより確認された。すべての結果は,Cur-BF_2とCur-Me-BF_2が亜硫酸水素塩の敏感で,選択的で迅速な応答検出のための比色とレシオメトリック蛍光プローブとして使用できることを示唆した。さらに,Cur-BF_2による生きているH1975細胞における亜硫酸水素塩のバイオイメージングを首尾よく実行した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分析試薬  ,  無機化合物の物理分析 

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