抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:急性ST上昇型心筋梗塞(STEMI)の救急介入後の微小循環機能と左室リモデリングに対する左室肥大の影響を検討する。方法112例のSTEMIを組み入れ、救急治療を行った患者、術後即時及び1年フォローし、それぞれ心臓カラーエコー及び心筋音響造影(MCE)を行い、超音波結果により、左室肥大群(A群、39例)、非左室肥大群(B群、73例)に分けた。左室収縮終期容量(LVESV),拡張終期容量(LVEDV),左室質量指数(LVmassi),左室駆出率(LVEF),心室壁運動スコア指数(WMSI),および造影剤スコア指数(CSI)を算出した。A、Bの両群の上述指標の変化を比較した。【結果】A群のLVEDVレベルは,B群に比して有意に高かった(入院122.5±16.9対99.0±10.9ml,P=0.003)。LVEDVを追跡調査した。132.3±12.8vs.106.2±2.03ml,P<0.001;LVESVレベルは,同じ結論を得た。1年フォローアップ時に、A、Bの2群の間にLVEDV、LVESVを比較すると、いずれも顕著な変化が認められなかった(P>0.05)。2A、B両群の入院及び1年フォローアップのCSI、WMSI水の平均に有意差はなかった。CSI(入院1.4±0.18vs.1.2±0.23,P=0.065,追跡1.23±0.16vs.0.92±0.33,P=0.053),WMSI(入院2.3±0.28vs.2.0±0.24;P=0.062、フォローアップ1.80±0.44vs.1.78±0.28、P=0.88)、しかし、時間経過A、Bの2群内ではCSI、WMSIの改善が見られた。A群とB群の左室リモデリング率は,31年の追跡調査で有意差を示さなかった(23%対.28%,P=0.65)。結論:左室肥大はSTEMIの救急介入術後の左室リモデリングの発生に影響を与えず、梗塞後の微小循環及び心筋損傷面積が大きく、同様に左室肥大は微小循環及び心筋損傷に対する緩慢な修復を制限できないことを意味している。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】