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J-GLOBAL ID:202002273267127696   整理番号:20A0487175

長鎖非コードRNA KCNQ1OT1はmiR-296-5p/Bax軸を調節することにより神経芽細胞腫細胞におけるアポトーシスを促進する【JST・京大機械翻訳】

Long noncoding RNA KCNQ1OT1 promotes apoptosis in neuroblastoma cells by regulating miR-296-5p/Bax axis
著者 (7件):
資料名:
巻: 287  号:ページ: 561-577  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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長い非コードRNA(lncRNA)は,細胞侵入,増殖,アポトーシスおよび分化のような複数の細胞過程の重要な調節因子として出現している。lncRNAは,特異的標的を調節するために,スポンジと隔離マイクロRNA(miRNA)を競合する内在性RNA(ceRNA)として機能することができる。以前に,FADD,Fas,Casp及びBaxを含むいくつかのmiRNAの標的遺伝子が神経アポトーシスに関連し,調節ネットワークを形成することを見出した。いくつかの因子の間で,マイクロRNA-296-5p発現は,カスパーゼ活性およびアポトーシスと負の相関があることがわかった。ここでは,神経芽細胞腫(NB)細胞におけるmiR-296-5pの役割を検討することを目的とした。定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR),ウェスタンブロットおよびフローサイトメトリー分析を実施することにより,miR-296-5p模倣体または阻害剤をトランスフェクトしたNB細胞におけるアポトーシスマーカーの発現を分析した。経路特異的PCRアレイはmiR-296-5pの標的遺伝子を同定することを可能にした。LncBaseオンラインツールを用いて,miR-296-5pの上流調節因子として,lncRNA KCNQ1逆鎖/アンチセンス転写物1(Kcnq1ot1)を予測した。Kcnq1ot1とmiR-296-5pの結合をRNA免疫沈降とビオチンプルダウン分析により検証した。miR-296-5pはin vitroおよびin vivoでNB細胞のアポトーシスを抑制することも示した。機構的に,miR-296-5pはBax mRNAの3′UTRに直接結合し,mRNAと蛋白質レベルでBaxを抑制した。さらに,生物情報学的解析と分子実験を通して,Kcnq1ot1がmiR-296-5pをスポンジ化し,NB細胞アポトーシスに対するその効果を損なうことを示した。まとめると,Kcnq1ot1は細胞アポトーシスの強力な促進因子であり,miR-296-5pをスポンジ化し,Baxを上方制御することにより作用する。著者らの知見はNB細胞における細胞運命の調節軸を同定する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現 

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