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J-GLOBAL ID：202002273295922238   整理番号：20A0597244

リチウムイオン電池用の固体電解質としてのリン酸塩系ガラスセラミックの調製,結晶化特性および電気-磁気特性【JST・京大機械翻訳】

Preparation, crystallization features and electro-magnetic properties of phosphate based glass-ceramics as solid electrolyte for lithium-ion batteries

著者 (2件)： Abo-Mosallam Hany A. (Glass Research Department, National Research Centre, Cairo, Egypt) ,  Farag M. M. (Glass Research Department, National Research Centre, Cairo, Egypt)
資料名： Journal of the Australian Ceramic Society  (Journal of the Australian Ceramic Society)
巻： 56  号： 1  ページ： 353-361  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0527A  ISSN： 2510-1560  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,12Li_2O-(18-x)Al_2O_3-XFe_2O_3-70P_2O_5(X=0,9および18mol%)の新しい組成を有するリチウムアルミニウムホスファートガラスの結晶化特性に及ぼすFe_2O_3/Al_2O_3置換の影響を研究した。ガラス構造の強度はアルミニウムの代わりにガラスネットワークに鉄を組み込むと減少した。これは試料のガラス転移温度T_gの減少から明らかである。X線回折パターンは,制御された熱処理プロセスの後,Al(PO_3)_3,ALPO_4,(Al_0.5,Fe_0.5)(PO_3)_3,およびLiFe(P_3O_9)相の形成を証明した。また,Al(PO_3)_3結晶構造がアルミニウム鉄metaホスファート固溶体を形成するためにかなりの量の鉄を受け入れることができることを示した。ガラス中のFe_2O_3によって置換されたAl_2O_3として,ガラスセラミックの結晶粒微細構造の著しい減少が観察された。調製したガラスセラミックの磁気特性を,振動試料磁力計(VSM)を用いて室温で測定した。結晶化ガラスの磁気ヒステリシスループは常磁性挙動を有し,それらの磁気パラメータはAl_2O_3の代わりにFe_2O_3の添加により劇的に改善された。Fe_2O_3/Al_2O_3比の関数としてのガラスセラミックにおける電気的性質の進展は,形成された相のタイプとサイズと相関していた。Fe_2O_3によるAl_2O_3の置換は,ガラスセラミックの伝導率を向上させた。結果は,固体電解質材料として調製したガラスセラミックを使用するための優れた指標を与えた。Copyright Australian Ceramic Society 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *磁気 ,  *リチウム ,  *ガラスセラミック ,  ネットワーク ,  *固体電解質 ,  *リン酸塩 ,  *リチウムイオン電池 ,  磁気ヒステリシス ,  結晶粒 ,  *ガラス ,  鉄 ,  常磁性 ,  *結晶化 ,  アルミニウム ,  固溶体

著者キーワード (5件)： ガラスセラミック ,  結晶化 ,  リン酸 ,  ヒステリシス ,  伝導率

分類 (4件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  ガラスの製造  (YC02020O) ,  燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (7件)： リチウムイオン電池 ,  固体電解質 ,  リン酸塩 ,  ガラスセラミック ,  調製 ,  結晶化 ,  磁気特性