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J-GLOBAL ID:202002273514270811   整理番号:20A0415268

環境DNAメタバーコーディングを用いた生活排水流入河川の魚類多様性評価

著者 (11件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 135-146  発行年: 2020年02月01日 
JST資料番号: G0195A  ISSN: 0513-5907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,河川の生息魚類相からみた生活排水対策の効果の検証に向けて,灌漑・非灌漑期で流量変化が大きく,生活排水や浄化槽処理水が流入する埼玉県内の農業用水路で水質と魚類相の両面から環境評価を行なった。魚類調査には,環境DNAメタバーコーディング法の導入を検討し,比較検討のために採捕調査も実施した。解析においては,ある試料における全検出DNA量(数)に占める当該種のDNA量の割合が1%未満の場合は“+”,1%以上10%未満では“++”,10%以上では“+++”と表記することとした。その結果,採捕調査に比較して多くの魚種が検出され,生息数が少ないあるいは採捕困難な魚種の存在が把握できることがわかった。また,解析結果には各魚種の生息数(あるいはバイオマス)が反映され,優占種の推測等に適用可能なことが示唆されるとともに,地点ごとの生息魚種の違いや,季節による魚類の挙動も把握できた。さらに,人為起源の汚染・汚濁とその程度の把握への適用可能性も示唆された。一方で,生体が採捕されたにも関わらずDNAは検出されなかった魚種も存在したことから,採捕調査との併用の重要性も示された。(著者抄録)
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水道工学,廃水処理一般  ,  河川汚濁  ,  生態系  ,  魚類  ,  環境問題 

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