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J-GLOBAL ID：202002273584030181   整理番号：20A2519850

再構成後の赤方偏移空間物質パワースペクトルの共分散【JST・京大機械翻訳】

Covariance of the redshift-space matter power spectrum after reconstruction

著者 (3件)： Hikage Chiaki (Kavli Institute for the Physics and Mathematics of the Universe (Kavli IPMU, WPI), University of Tokyo, 5-1-5 Kashiwanoha, Kashiwa, Chiba 277-8583, Japan) ,  Takahashi Ryuichi (Faculty of Science and Technology, Hirosaki University, 3 Bunkyo-cho, Hirosaki, Aomori 036-8588, Japan) ,  Koyama Kazuya (Institute of Cosmology and Gravitation, University of Portsmouth, Portsmouth PO1 3FX, United Kingdom)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 102  号： 8  ページ： 083514  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 標準密度場再構成後の赤方偏移-空間物質パワースペクトルの共分散を調べた。ツリーレベル次数における共分散の摂動式を導出し,トリスペクトルからの非対角成分の振幅が再構成によって減少することを見出した。N-ボディシミュレーションの大きなセットを用いて,共分散のオフ対角成分の同様の減少も見出し,それにより再構成後(事後)パワースペクトルのSN比(S/N)は再構成されたスペクトルと比較して大幅に増加した。これは,高次統計量への情報漏洩が再構成によって2点統計に戻ることを示した。興味深いことに,シフト場の平滑化スケールによって特性化される再構成のスケールが,トリスペクトルが負になる[数式:原文を参照]未満であるとき,ポストレックスペクトルは,Gauss共分散を有する線形スペクトルより高いS/Nを有した。赤方偏移-空間物質パワースペクトルのモノポールと四重極成分から推定した成長速度の誤差が再構成によって著しく改善されることを示した。また,超サンプル共分散を考慮した場合でも,成長速度の同様の改善を見出し,一方,再構成は超サンプルモードの場変動を補正できなかった。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： SN比 ,  *赤方偏移 ,  *共分散 ,  *スペクトル ,  平滑化 ,  再構成 ,  *パワースペクトル ,  単極子 ,  四重極 ,  キャラクタリゼーション ,  摂動 ,  成長速度 ,  高次統計量 ,  密度場
準シソーラス用語： トリスペクトル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 宇宙論  (DB07000D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 再構成 ,  赤方偏移 ,  物質 ,  パワースペクトル ,  共分散