文献

J-GLOBAL ID：202002273600585998   整理番号：20A0089049

西蔵昌都の嘉発勇溶洞制御鉱のMVT鉛-亜鉛鉱床の地質特徴と鉱床成因【JST・京大機械翻訳】

Characteristics and Genesis of the Zhaofayong Karst-controlled MVT Deposit in the Changdu Region, Tibet

著者 (6件)： Liu Yingchao (自然資源部深地動力学重点実験室,中国地質科学院地質研究所,北京 100037) ,  Yang Zhusen (中国地質科学院鉱産資源研究所,北京,100037) ,  Yu Yushuai (中国地質調査局武漢地質調査中心,湖北武漢,430205) ,  Ma Wang (自然資源部深地動力学重点実験室,中国地質科学院地質研究所,北京 100037) ,  Yue Longlong (自然資源部深地動力学重点実験室,中国地質科学院地質研究所,北京 100037) ,  Tang Bolang (中国地質大学(北京),北京,100083)
資料名： Diqiu Xuebao  (Diqiu Xuebao)
巻： 40  号： 6  ページ： 853-870  発行年： 2019年 
JST資料番号： C2222A  ISSN： 1006-3021  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 三江成鉱床帯の中段昌都地域に,鉛-亜鉛鉱床は,新生代地域の逆衝上層構造中に発達し,逆衝上断層に関係する古カルスト洞構造を主な支配構造とし,逆衝褶曲系MVT鉛-亜鉛鉱床の新鉱床生成モードである溶洞制御鉱床生成モードを代表した。従って、筆者は、その鉱床生成流体の特徴、鉱床生成期の方解石と硫化物の同位体組成について系統的な研究を行い、逆衝褶曲系MVT鉛亜鉛鉱床におけるこの新成鉱モデルの成因メカニズムについて検討を行った。鉛-亜鉛鉱床は,逆(衝上)断層上,下盤の下部二畳紀,上部三畳紀石灰岩古カルスト洞に発達し,角礫状,塊状,皮殻状が主な鉱石構造であり,方鉛鉱,閃亜鉛鉱が主な鉱石鉱物である。硫化物期(I)と硫化物-炭酸塩期(II)の二期鉱化過程を経験した。I期鉱石形成流体は低温度(130140°C),高塩分(23%24%NaCleq.)の特徴を持ち,中高温度(約400°C),中低塩分(約8%NaCleq.)の特徴を示す。δDV-SMOW値は-147‰-94‰であり,δ18O流体値は1.25‰13.62‰であった。鉱石形成期の方解石δ13CV-PDB値は-2.4‰5.1‰であり、δ18OV-SMOW値は15.1‰27.4‰である。両期の硫化物δ34Sはいずれもマイナス値(-15.1‰-1.6‰)であり、206Pb/204Pb、207Pb/204Pb、208Pb/204Pbの組成はそれぞれ18.703018.9662、15.638915であった。6872,38.554838.9240であった。研究によると、I期の鉛亜鉛鉱化は1つの地層中の蒸発濃縮の海水あるいは/と地域の古第三紀-新第三紀盆地の下浸透した盆地のハロゲン水形成の低温度、及び、古第三紀新第三紀盆地の下流域の堆積作用がある。高塩分の局部流体と2は地域或いは鉱区の地層から放出された蒸発濃縮海水と変質基底から放出された変成水が混合する中低温、中高塩分の区域流体の2種類の流体からなる。二期鉱化作用の鉱床生成金属は造山帯から、基盤変成岩から帽岩あるいは/または砕屑岩などの多くの地層に、還元硫黄は古第三紀新第三紀盆地のハロゲン水中の硫酸塩±石灰岩地層封水中の硫酸塩の細菌還元作用に由来する。硫黄に富む局所流体と金属に富む物質の混合は,鉛-亜鉛硫化物沈殿の主な機構である。三江帯地域の溶洞制御鉱のMVT鉛-亜鉛鉱床の研究と認識を結びつけて、筆者は逆衝褶曲系溶洞制御鉱のMVT鉛-亜鉛鉱床の鉱床生成モデルを初歩的に確立した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 石灰岩 ,  古第三紀 ,  三畳紀 ,  方解石 ,  *鉱床 ,  変成作用 ,  新第三紀 ,  地層 ,  *地質 ,  盆地 ,  塩分 ,  褶曲運動 ,  硫黄 ,  鉱化作用 ,  同位体存在比

分類 (2件)： 金属鉱床  (DE09030H) ,  鉱床成因論  (DE09020W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 西蔵 ,  鉱 ,  鉛 ,  亜鉛鉱床 ,  地質 ,  鉱床 ,  成因